は-既出のものに関する判断の主題

Thesaurus ID	6.4002
Level	Section
Domain	助詞
Group	は
Morpheme	は
Usage ID	02
Usage 1	題目を提示し、叙述の範囲を設定する。（「も」参照。）
Usage 2	特殊な具体的な事物、ことに、現前のもの・既出のもの・特別の限定詞によって指示されたものなどに関する判断の主題を提示する。（現前のもの・既出のもの）
Usage 3
Example	写真は閣行政委員長
Source of Example	東,6.6.I
Phrases	～が（その他の接続助詞）、これ（その他の指示語）は／～こそは／～のごときは／～の（こと）は～である／～こと（ほか・はず・つもりetc.）はない／～ほど～はない
Notes

Constructional Patterns

AはいわばBのCによるもので	2024/01/20 18:10
AはBにCようにD	2024/01/20 18:10
AはBをCようにD	2024/01/20 18:10
AはB気がした	2024/01/20 18:10
AはB心地であった	2024/01/20 18:10
AはほとんどB-見えました	2024/01/20 18:10
Aは何だかBような思いがする	2024/01/20 18:10
AはBような気がした	2024/01/20 18:10
AはBような気持ちになりました	2024/01/20 18:10
AはなにかBような気でC	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBというCがあった	2024/01/20 18:10
AもBかCかくらいのDはE	2024/01/20 18:10
Aは文字通りのBのごときC	2024/01/20 18:10
AはあたかもBようにC	2024/01/20 18:10
AはまるでBような心持ちでC	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBようにしてC	2024/01/20 18:10
AはBようなC	2024/01/20 18:10
AはBのようにC	2024/01/20 18:10
AはBのようなC	2024/01/20 18:10
AはBがごとくC	2024/01/20 18:10
AはBばかりにC	2024/01/20 18:10
AはBかと思うほどC	2024/01/20 18:10
AはBずC	2024/01/20 18:10
AはBくらいのCでD	2024/01/20 18:10
AはBようなCにD	2024/01/20 18:10
AはBようなCをD	2024/01/20 18:10
AはBのようなCをD	2024/01/20 18:10
AはBようなCをD	2024/01/20 18:10
AはBをCのようにD	2024/01/20 18:10
AはBをCのようにD	2024/01/20 18:10
AはB中のCとも言うべきほどのD-EをF	2024/01/20 18:10
AはBをCようにD	2024/01/20 18:10
AはBのCであった	2024/01/20 18:10
AはBみたいだと言う	2024/01/20 18:10
AはBのようなCをして	2024/01/20 18:10
AはBなのだ	2024/01/20 18:10
AはBでございまして	2024/01/20 18:10
AようにBはC	2024/01/20 18:10
Aと思わせるほどなので、BはC	2024/01/20 18:10
AはまるでBやうだとでもC	2024/01/20 18:10
AというふうにBはC	2024/01/20 18:10
AはBにしてCことDのごとくEをF	2024/01/20 18:10
AはBことCのごとく	2024/01/20 18:10
AはBのCであった	2024/01/20 18:10
AはBのCである	2024/01/20 18:10
AはBにいうCのようなもの	2024/01/20 18:10
AはBにはCのも同じことだった	2024/01/20 18:10
AはB-Cのように思えた	2024/01/20 18:10
AはBと同列にCようなD	2024/01/20 18:10
AはBにCのごとくD-Eのであった	2024/01/20 18:10
AはBにはCのようにD	2024/01/20 18:10
AのことはBにすぎない	2024/01/20 18:10
AとはBである	2024/01/20 18:10
Aとは疑いもなくBを指している	2024/01/20 18:10
AはなにかBようで	2024/01/20 18:10
AはなにかBかのように見えた	2024/01/20 18:10
AはどこかBに近いものだった	2024/01/20 18:10
AはまさにBに似ている	2024/01/20 18:10
Aは、さながらB、C	2024/01/20 18:10
AはまるでBであり	2024/01/20 18:10
AはまるでBようだ	2024/01/20 18:10
AはまるでBようなものだ	2024/01/20 18:10
AはまるでBのようになり	2024/01/20 18:10
AはまるでBのようではないか	2024/01/20 18:10
AはちょうどBに近いものだった	2024/01/20 18:10
AはほとんどBに類する	2024/01/20 18:10
AはとんとBのやうであつた	2024/01/20 18:10
AはただBに似ている	2024/01/20 18:10
Aは実にBではなかったのである	2024/01/20 18:10
AはBだろうか	2024/01/20 18:10
AはBである	2024/01/20 18:10
AはBだったのです	2024/01/20 18:10
AはBだ	2024/01/20 18:10
AはBらしいんだかがわからない	2024/01/20 18:10
AはBようである	2024/01/20 18:10
AはBように見えるにちがいなかった	2024/01/20 18:10
AはBようで御座いました	2024/01/20 18:10
AはBようだった	2024/01/20 18:10
AはBような形	2024/01/20 18:10
AはBみたいに見える	2024/01/20 18:10
AはBみたいだな	2024/01/20 18:10
AはBみてえなもん	2024/01/20 18:10
AはBのごとく見える	2024/01/20 18:10
AはBのようである	2024/01/20 18:10
AはBのようになってしまい	2024/01/20 18:10
AはBのように思われる	2024/01/20 18:10
AはBのように見える	2024/01/20 18:10
AはBのように見えた	2024/01/20 18:10
AはBのようではなかった	2024/01/20 18:10
AはBのようだ	2024/01/20 18:10
AはBのようだな	2024/01/20 18:10
AはBのようなもの	2024/01/20 18:10
AはBのようなものだ	2024/01/20 18:10
AはBに化していた	2024/01/20 18:10
AはBに似ていた	2024/01/20 18:10
AはBにしか過ぎなかった	2024/01/20 18:10
AはBにも違いなかった	2024/01/20 18:10
AはBがごとくに見える	2024/01/20 18:10
AはBと同じことであった	2024/01/20 18:10
AはＢと少しも変ったことはない	2024/01/20 18:10
AはBとなる	2024/01/20 18:10
AはBと見える	2024/01/20 18:10
AはBと同じこと	2024/01/20 18:10
AはBかと見紛う	2024/01/20 18:10
AはBである	2024/01/20 18:10
AはBであったのである	2024/01/20 18:10
AはBですらもなく	2024/01/20 18:10
AはBではない	2024/01/20 18:10
Aは立派なBだ	2024/01/20 18:10
AのBはC	2024/01/20 18:10
AはなにかBようなC	2024/01/20 18:10
AはBみたようにC	2024/01/20 18:10
AはBみたようにC	2024/01/20 18:10
AはまるでBようなCであった	2024/01/20 18:10
AはあたかもBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはまるでBのようなC	2024/01/20 18:10
AはとんとBか何ぞのようにC	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBようにてC	2024/01/20 18:10
AはBのCであった	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにCもの	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくではC	2024/01/20 18:10
AはBのようにC	2024/01/20 18:10
AはBのようになってC	2024/01/20 18:10
AはBのようになってCている	2024/01/20 18:10
AはBのようにC-思っている	2024/01/20 18:10
AはBのようなC	2024/01/20 18:10
AはBのような面持ちでC	2024/01/20 18:10
AはBのようなCだ	2024/01/20 18:10
AはBに似てC	2024/01/20 18:10
AはBと同じことでC	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AはBというべきCである	2024/01/20 18:10
AはBなどよりもC	2024/01/20 18:10
AなどはBのごときC-D	2024/01/20 18:10
AはBのごときCにD	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにCがD	2024/01/20 18:10
AはBのようなCがD	2024/01/20 18:10
AはBのようなC-D	2024/01/20 18:10
AはBと同列にCようなD	2024/01/20 18:10
AはあたかもBようなC-Dである	2024/01/20 18:10
AはあたかもBのようにC-Dであった	2024/01/20 18:10
AはBようなCにD	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC-D	2024/01/20 18:10
AはBのように実にC-Dになったのである	2024/01/20 18:10
AはBのようにCとD	2024/01/20 18:10
AはBのようにC-D	2024/01/20 18:10
AはBのようにC-Dてしまう	2024/01/20 18:10
AはBのようなCをD	2024/01/20 18:10
AはBのようにCなってDへEのである	2024/01/20 18:10
AはBのようにC-DのEだった	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBよりもC的であった	2024/01/20 18:10
AはBでない、Cなのだ	2024/01/20 18:10
AはB-CのようにD	2024/01/20 18:10
AはほとんどBほどCない	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのようにC	2024/01/20 18:10
AはBのようにCのである	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくCにD	2024/01/20 18:10
AはBとなってCにD	2024/01/20 18:10
AはBのCであった	2024/01/20 18:10
AにはBはCようにD-E	2024/01/20 18:10
AとBとはまるでCとDのようにE	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10
AはBのようになっている	2024/01/20 18:10
AはBようにC	2024/01/20 18:10

Examples

「後家さんは、生娘のように真赤になった」	2019/08/23 16:51
「巡査は逃げるようにこの家を飛び出した」	2019/08/23 16:59
「若い男はタタキつけるように云った」	2019/08/23 16:58
「若い主人はアヤツリのようにうなだれて」	2019/08/26 12:56
「チョンガレの古巣は物置みたように、枯れ松葉や、古材木が詰め込まれていた」	2019/08/26 12:58
「お八重の笑顔は、女神のように美しく無邪気であった」	2019/08/26 12:59
「坑夫は毒気を抜かれたように口をポカンと開いた」	2019/08/26 13:12
「文作は身体中の血が一時に凍ったようにドキンとした」	2019/09/02 14:09
「ベースボールというものは、戦争みたように恐ろしい」	2019/09/02 14:12
「別荘の中は殿様の御殿のように、立派な家具家財で飾ってある」	2019/09/02 14:15
「女はみんな熊みたいに見えるわよ」	2019/09/02 14:18
「東の空はまるで白く燃えているようです」	2019/09/23 18:20
「どこまで女らしいんだか奥行（おくゆき）がわからない」	2019/09/02 14:32
「彼の女は疑いもなく地の塩であった」	2019/09/02 14:33
「お峯は鬼となって」	2019/09/02 14:36
「この絵の女はお前なのだ」	2019/09/23 18:22
「東の空はまるで白く燃えているようです」	2019/03/21 11:27
「この曇天に押しすくめられたかと思う程、揃って背が低かった」	2019/04/28 22:44
「あるお嬢さんの記憶は、煙突から迸る火花のようにたちまちよみがえって来る」	2019/09/03 18:32
「銀鼠の靴下に踵の高い靴をはいた脚は鹿の脚のようにすらりとしている」	2019/04/28 23:03
「お嬢さんは通り過ぎた。日の光りを透かした雲のように………」	2019/09/20 17:30
「お嬢さんは通り過ぎた。花をつけた猫柳のように………」	2019/09/20 17:30
「蚤の食ったようにむず痒い」	2019/05/23 17:16
「内供は、信用しない医者の手術をうける患者のような顔をして眺めていた」	2019/05/23 17:18
「脂は、鳥の羽の茎のような形をして、四分ばかりの長さにぬける」	2019/05/23 17:21
「黄金（きん）を敷いたように明るい」	2019/09/23 18:27
「蠅程の注意も払はない」	2019/09/23 18:28
「狐は、風のやうに走り出した」	2019/05/23 18:13
「五位は、呆れたやうに、口を開いて見せた」	2019/05/23 18:17
「五位は、両手を蠅でも逐（お）ふやうに動かして」	2019/05/28 20:29
「虎狼と一つ檻にでもゐるやうな心もち」	2019/06/10 21:41
「日輪が地に落ちて、天火が迸つた」	2019/06/29 11:31
「焔煙を吸ひつけられたやうに眺めて居りました」	2019/06/10 21:49
「洛陽といえば、まるで画のような美しさ」	2019/06/11 11:26
「竹杖は忽ち竜のように、勢よく大空へ舞い上って」	2019/06/11 11:31
「虎と蛇とは霧の如く、夜風と共に消え失せて」	2019/06/11 11:42
「杜子春は木の葉のように、空を漂って行きました」	2019/09/20 17:35
「閻魔大王の声は雷のように、階の上から響きました」	2019/09/03 18:54
「杜子春は唖（おし）のように黙っていました」	2019/06/11 11:54
「星が流れるように、森羅殿の前へ下りて来ました」	2019/09/20 17:35
「鞭は雨のように、馬の皮肉を打ち破る」	2019/06/11 12:00
「転ぶようにその側へ走りよると」	2019/09/23 18:28
「それが『ろおれんぞ』と睦じうするさまは、とんと鳩になづむ荒鷲のやうであつた」	2019/09/20 17:38
「それが『ろおれんぞ』と睦じうするさまは、『ればのん』山の檜に、葡萄かづらが纏ひついて、花咲いたやうであつた」	2019/09/20 17:40
「ろおれんぞは燕か何ぞのやうに、部屋を立つて行つてしまうた」	2019/09/20 17:42
「焔（ほのお）の舌は天上の星をも焦さう」	2019/03/07 17:59
「あたかも『はらいそ』の光を望んだやうに、『ろおれんぞ』の姿を見守られた」	2019/06/12 20:57
「奉教人衆は、風に吹かれる穂麦のやうに頭を垂れて」	2019/06/12 21:14
「雲の峰は風に吹き崩されて」	2019/07/12 14:48
「主人は茹蛸のようになって帰って来た」	2019/06/12 21:57
「滴る水珠は夕立の後かと見紛うばかり」	2019/06/29 11:59
「その面上にははや不快の雲は名残無く吹き掃われて」	2019/06/17 00:36
「人名や地名は林間の焚火の煙のように、逸し去っている」	2019/06/17 00:58
「水晶のような流れを浴び」	2019/06/29 21:31
「二人は海の中に矢のように落ち込みました」	2019/09/20 17:42
「竜巻は矢のように高く高くはせのぼりました」	2019/09/20 17:42
「ほうきぼしはきちがいのような凄い声をあげ海の中に落ちて行きます」	2019/06/24 16:14
「竜巻は風のように海に帰って行きました」	2019/09/20 17:43
「顔は味噌をつけたようにまだらで」	2019/06/29 12:13
「鳥の中の宝石のような蜂すずめの兄さん」	2019/09/20 17:43
「人は高塔であった」	2019/06/24 16:28
「馬は山であった」	2019/06/24 16:30
「豚は丘のごとく見える」	2019/06/24 16:31
「雞（とり）は城楼と見える」	2019/06/24 16:36
「百本の矢は一本のごとくに相連なり」	2019/06/24 16:39
「的から一直線に続いたその最後の括（やはず）はなお弦を銜（ふく）むがごとくに見える」	2019/09/03 18:50
「我々の射のごときはほとんど児戯に類する」	2019/06/24 17:05
「屏風のごとき壁立千仭（へきりつせんじん）」	2019/06/24 17:11
「鳶は中空から石のごとくに落ちて来る」	2019/06/29 21:32
「なんの表情も無い、木偶（でく）のごとく愚者のごとき容貌」	2019/06/29 21:36
「なんの表情も無い、木偶（でく）のごとく愚者のごとき容貌」	2019/06/29 21:36
「紀昌は煙のごとく静かに世を去った」	2019/06/29 21:38
「清は、自分とおれの関係を封建時代の主従のように考えていた」	2019/09/05 15:21
「校長は狸のような眼をぱちつかせて」	2019/06/29 21:49
「叡山の悪僧と云うべき面構」	2019/09/05 15:05
「この女房はまさにウィッチに似ている」	2019/06/29 21:50
「焼餅の黒焦のようなもの」	2019/06/24 09:42
「坊っちゃんは竹を割ったような気性だ」	2019/06/29 21:52
「一人は肥満すること豚児（とんじ）のごとく」	2019/06/24 17:39
「余の妻は麗はしきこと高山植物のごとく」	2019/06/24 17:49
「余は空気のごとく彼の寝室に侵入する」	2019/06/30 10:23
「余は影のごとく忍び出た」	2019/06/30 10:23
「彼は滑りすぎる車のように、実にだらしなく好機嫌になった」	2019/06/28 18:10
「押し潰したように軒が垂れ」	2019/06/30 10:31
「格子や建具を、貧しいながら身だしなみのよい美女のように見せている」	2019/06/30 10:30
「光線は、身に沁みるように美しい」	2019/06/30 10:34
「果実は、あたかもゴムの袋のごとく膨らんで」	2019/07/01 16:48
「果実は、琅玕の珠のように美しい」	2019/06/28 22:27
「あの鼓を見ると自分の親に遇ったような思いがする」	2019/06/28 22:33
「指のさきちぎれるようにて」	2019/03/07 18:04
「その紙は、こんがりと遠火にあてたような色に変っていた」	2019/07/01 16:41
「津村は『昔』と壁ひと重の隣りへ来た気がした」	2019/06/28 22:54
「人の肌は、絖地（ぬのじ）となって擴（ひろ）げられた」	2019/02/24 13:22
「人間の足はその顔と同じように複雑な表情を持って」	2019/02/24 13:21
「その女の足は肉の宝玉であった」	2019/07/01 22:01
「われとわが心の底に潜んで居た何物かを、探りあてたる心地であった」	2019/05/17 13:54
「八畳の座敷は燃えるように照った」	2019/03/07 01:11
「琉球朱の一滴々々は、彼の命のしたたりであった」	2019/07/01 22:02
「蜘蛛の肢は生けるが如く蠕動（ぜんどう）した」	2019/07/01 22:03
「その瞳は夕月の光を増すように、だんだんと輝いて」	2019/03/07 01:46
「私の神経は、刃の擦り切れたやすりのようにすっかり鈍って」	2019/07/01 22:06
「室内は大きな雪洞（ぼんぼり）のように明るかった」	2019/03/08 23:29
「歩くたびに腰巻の裾は、じゃれるように脚へ縺（もつ）れる」	2019/09/24 18:10
「私の酔った頭は破れるように痛んだ」	2019/03/07 18:06
「これは金言のように素晴らしい思いつきの言葉だった」	2019/03/09 05:19
「それは諺に云ふ群盲の象を撫でるやうなもの」	2019/01/21 17:27
「麗はしきこと高山植物のごとく、単なる植物ではなかった」	2019/01/15 14:42
「月の前の星のように果敢なく萎れてしまう」	2019/03/09 05:35
「黒い大きい瞳は、二つの宝石のよう」	2019/03/09 05:44
「女は人魚のように擦り寄り」	2019/03/09 06:00
「犬が路上の匂いを嗅ぎつつ自分の棲み家へ帰るように」	2019/06/13 10:58
「女は死人のような顔をして」	2019/06/13 10:57
「ドン・キホーテ先生のごとく、頭から足の先まで Ridicule に終ってしまう」	2019/06/13 10:48
「遺恨のごとく痛烈に理解せられる」	2019/06/12 20:00
「私はその薄気味悪さを呪文のように覚えている」	2019/06/12 19:47
「母の人柄は怪物のようにわけが分らなく」	2019/06/10 15:03
「それはもう異国の旅行者の目と同じ」	2019/07/09 00:01
「オレは石のようだな」	2019/06/10 14:58
「凩（こがらし）の吹く世の中を忘れたやうに歩いて行く」	2019/06/10 14:57
「それはあたかも目に見えない毒物のやうに」	2019/06/10 14:47
「満足と悔恨とはまるで陰と日向のやうに」	2019/06/10 14:38
「腹の底からこみ上げて来る哄笑が鼻の孔（あな）から迸（ほとばし）つて来るやうな声」	2019/09/03 18:26
「あたかも明方の寒い光が次第に暗の中にひろがるやうな朗な心もち」	2019/06/10 14:31
「深夜の静けさは暈（かさ）となって街燈のぐるりに集まっていた」	2019/06/06 16:21
「喬（たかし）は青鷺のように昼は寝ていた」	2019/06/06 16:19
「脹（は）れはネエヴルの尻のようである」	2019/06/06 16:17
「ある痕は、古い本が紙魚（しみ）に食い貫かれたあとのようになっている」	2019/09/08 11:44
「腫物はサボテンの花のようである」	2019/06/06 16:14
「川水は簾（すだれ）のようになって落ちている」	2019/06/06 16:11
「鈴の音は身体の内部へ流れ入る溪流のように思えた」	2019/06/06 16:10
「鈴の音は澄み透った溪流のように思えた」	2019/09/03 17:52
「溪は尻っ尾のように細くなって」	2019/06/06 15:55
「その木の闇は大きな洞窟のように見える」	2019/06/06 15:54
「しかし私はキリストではない」	2019/06/06 15:44
「ブールヴァールを歩く貴婦人のように悠々と歩く」	2019/06/03 16:07
「市役所の測量工夫のように辻から辻へ走ってゆく」	2019/06/03 16:05
「描は二条の放射線となって」	2019/06/03 16:01
「声は風の渡るように響いて来る」	2019/06/03 15:52
「絶えず揺れ動く一つのまぼろしを見るようである」	2019/06/03 15:51
「母親に泣きながら駆け寄って行くときと少しも変ったことはない」	2019/06/03 15:46
「半分夢を見ているような気持です」	2019/06/03 15:37
「窓のなかの二人はまるで彼の呼吸を呼吸しているようであり」	2019/05/31 14:43
「薄い刃物で背を撫でられるような戦慄」	2019/05/31 14:40
「なにか芝居でも見ているような気でその窓を眺めていた」	2019/05/31 14:35
「猫中の大王とも云うべきほどの偉大なる体格」	2019/05/31 14:34
「寒竹をそいだような耳」	2019/05/31 14:33
「性の悪い牡蠣のごとく書斎に吸い付いて」	2019/05/31 14:30
「桃川如燕以後の猫か、グレーの金魚を偸んだ猫くらいの資格は充分ある」	2019/09/23 15:07
「主人は戦争の通信を読むくらいの意気込で」	2019/05/30 18:40
「屋根裏は迷路のように暗闇の奥へ曲りこんで」	2019/09/03 18:11
「私は物陰にかくれるようにひそんで」	2019/05/30 18:32
「私の東京の家は姉の娘達の寄宿舎のようなものであった」	2019/05/30 18:30
「ふらふらと道をかえて知らない街へさまよいこむような悲しさ」	2019/05/30 15:55
「まったく野獣のような力がこもっていて」	2019/05/30 15:49
「鳥の毛をむしったようにブツブツだらけ」	2019/09/03 18:03
「或る気高い力に引き立てられて行くような気持ち」	2019/05/13 17:03
「あなたのお母様は絵のようだ」	2019/09/03 18:04
「お母様はお仕事の地獄に落ちて」	2019/04/12 14:32
「ようやくコンゴーのジャングルから現れてきたばかりだという面影」	2019/09/23 18:42
「さながら春の風をたたえていらっしゃる」	2019/05/01 17:02
「龍海さんは貯金の鬼であった」	2019/05/01 17:04
「八さん熊さんと同列に落語の中の人物になる」	2019/05/04 18:59
「落語の中の人物になるような頓間な飲み方はしない」	2019/05/04 19:02
「禅坊主の悟りと同じことで」	2019/05/04 19:05
「三十三間堂の塀ときては塀の中の巨人である」	2019/09/03 18:16
「あの大天才達は僕とは別の鋼鉄だろうか」	2019/05/04 19:13
「病院は子供達の細工のようなたあいもない物であった」	2019/05/07 13:37
「歴史は別個の巨大な生物となって誕生し」	2019/05/07 13:41
「政治は大海の波のごとくに歩いて行く」	2019/05/07 13:43
「政治家達の嗅覚によるもの」	2019/05/07 13:44
「文学の道とはかかる曠野（こうや）の流浪である」	2019/05/10 15:55
「日本人は素直な運命の子供であった」	2019/05/13 16:43
「処女の純潔の卑小さなどは泡沫のごとき虚しい幻像にすぎない」	2019/05/13 16:48
「人間の心は苦難に対して鋼鉄のごとくでは有り得ない」	2019/05/13 16:50
「土人形のごとくにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかった」	2019/05/13 16:51
「人間は永遠に網にかからぬ魚である」	2019/05/18 14:13
「仕立屋は哲学者のような面持で静かに答える」	2019/05/18 14:15
「古風の人形か能面のような美しい顔立ち」	2019/05/18 14:17
「気違いの方は我家のごとくに堂々と侵入してきて」	2019/05/18 14:19
「白痴の女は音もなく影のごとくに逃げこんできて」	2019/05/18 14:20
「彼等の魂や根性は会社員よりも会社員的であった」	2019/05/18 15:15
「三ツか四ツの小さな娘をねむらせるように額の髪の毛をなでてやる」	2019/05/18 15:20
「この女はまるで俺の人形のようではないか」	2019/05/23 14:37
「よそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられるようなものだ」	2019/05/23 14:53
「人間のものではなく虫のものですらもなく醜悪な一つの動きがあるのみ」	2019/05/23 14:57
「声は一様につぶれ人間の声のようではなかった」	2019/05/26 11:34
「鼾（いびき）は豚の鳴声に似ていた」	2019/05/26 11:35
「ギリシャにもローマにも近代にも似ていない、ただ人間に似ている」	2019/05/27 14:00
「土の中からぬきたてのゴボウみたいだ」	2019/05/27 14:02
「女のことは金談にからまる景品にすぎない」	2019/09/03 18:20
「あなたの専売特許みてえなもんじゃないか」	2019/05/27 14:15
「あなたも今日は子供みたいだなア」	2019/05/27 15:33
「浮気は宗教であるという思想についてですな」	2019/05/27 15:38
「すなわち浮気は宗教であるですよ」	2019/05/27 15:39
「私は連夜徹夜しているから番犬のようなものだ」	2019/05/27 15:40
「人生は水のごとくに無色透明なものがあるだけで」	2019/05/27 15:44
「彼等は糸瓜（へちま）のごとく風に吹かれて」	2019/05/27 16:07
「髪は吹流しのように闇の中に尾を曳いた」	2019/05/28 13:12
「血を吐いた余は土俵の上に仆れた（たおれた）相撲と同じ」	2019/08/22 18:59
「河童はカンガルウのように腹に袋を持っています」	2019/05/28 13:21
「父親は電話でもかけるように母親の生殖器に口をつけ」	2019/09/03 18:27
「腹は水素瓦斯（ガス）を抜いた風船のように縮んでしまいました」	2019/09/06 10:56
「あすこにある玉子焼きは恋愛などよりも衛生的だからね」	2019/08/23 17:14
「高い塔や円屋根をながめた時、天に向かって伸びた無数の触手のように見えた」	2019/06/25 12:56
「逃げ出さないばかりに長老夫婦をあとに残し」	2019/09/23 18:49
「僕は飛行機を見た子どものように飛び上がって喜びました」	2019/06/25 12:59
「それは丁度卵の白味をちよつと滴らしたのに近いものだつた」	2019/06/25 13:02
「桜は彼の目には一列の襤褸（ぼろ）のように憂鬱だつた」	2019/06/25 13:03
「唐黍は傷き易い彼の自画像にも違ひなかつた」	2019/08/23 18:45
「彼女の顔は月の光の中にいるようだった」	2019/06/25 13:08
「それはどこか熟し切った杏の匂に近いものだった」	2019/06/25 13:15
「それは彼自身には手足を縛られるのも同じことだった」	2019/06/25 13:16
「総身（そうみ）に冷水を浴びせられたように、ぞっとしました」	2019/06/25 13:20
「夫は大きい鴉（からす）のように袖をひるがえして」	2019/06/25 13:21
「人間の一生は地獄でございまして」	2019/06/25 13:22
「追われて来た人のように意外の時刻にひょいとあらわれ」	2019/06/27 21:02
「滝は水でない、雲なのだ」	2019/06/28 15:52
「湯流山は氷のかけらが溶けかけているような形で」	2019/06/28 15:55
「眼はだんだんと死魚の眼のように冷くかすみ」	2019/09/03 18:34
「次郎兵衛のその有様は神様のように恐ろしかった」	2019/06/26 10:26
「末っ子は家鴨のように三度ゆるく空気を掻くようにうごかして」	2019/06/30 14:16
「細長い両脚で空気を掻くようにうごかして」	2019/06/30 14:21
「花弁は朝顔に似て小さく」	2019/06/30 14:24
「花弁は豌豆（えんどう）に似て大きく」	2019/06/30 14:26
「すべて真実の黄金に化していた」	2019/09/20 18:00
「嘘の最後っ屁の我慢できぬ悪臭をかいだような気がした」	2019/06/30 14:33
「お前たちは並んでアラビア兵のようだ」	2019/08/27 17:13
「地面はなにか玻璃を張ったような透明で」	2019/08/27 17:12
「自分は高みの舞台で一人滑稽な芸当を一生懸命やっているように見える」	2019/06/30 16:31
「私の思い出を曇らせる雲翳(うんえい)だった」	2019/08/30 11:12
「ごんごん胡麻は老婆の蓬髪のようになってしまった」	2019/08/30 11:17
「金魚の仔でもつまむようにしてそれを土管の口へ持って行くのである」	2019/08/30 11:23
「悲しげに、遠い地平へ落ちてゆく入日を眺めているかのように見えた」	2019/09/24 18:17
「それは空気のなかでのように見えた」	2019/08/30 12:00
「鉛筆で光らせたように凍てはじめた」	2019/08/30 12:10
「思想は書棚を埋める壁土にしか過ぎなかった」	2019/08/30 17:10
「花のたねは雨のようにこぼれていました」	2019/03/08 20:18
「からだはまるでへたへた風のようになり」	2019/09/01 13:20
「世界はほとんどまっくらに見えました」	2019/07/25 18:25
「ぼくは立派な機関車だ」	2019/09/20 18:05
「こんどはぼくの影法師はコムパスだ」	2019/09/01 13:31
「牝豚牡豚とは南子と宋朝とを指している」	2019/01/15 15:04
「夫人は狂気のように繰り返すばかりである」	2019/09/20 16:10
「羽毛は金の如く」	2019/06/30 15:41
「距（けづめ）は鉄のごとく」	2019/09/03 18:24
「豎牛の顔が、真黒な原始の混沌に根を生やした一個の物のように思われる」	2019/09/20 18:07
「音楽の快速調の流れがあんな色彩やあんなヴォリウムに凝り固まったというふうに果物は並んでいる」	2019/06/30 15:52
「『おや、あそこの店は帽子の廂をやけに下げているぞ』と思わせる」	2019/09/23 18:53
「私の頭はなにか凍ったようで」	2019/09/01 14:28
「猫の耳は竹の子の皮のように表には絨毛が生えていて」	2019/09/01 14:49
「よく廻った独楽が完全な静止に澄むように」	2019/06/28 15:58
「音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように」	2019/06/28 15:56
「それは灼熱した生殖の幻覚させる後光のようなものだ」	2019/09/01 15:08
「桜の根は貪婪（どんらん）な蛸のように」	2019/09/01 15:13
「俺の心は悪鬼（あっき）のように憂鬱に渇いている」	2019/09/01 15:40

形態素の意味と用法, は

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は-既出のものに関する判断の主題

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