が

Page Type	Grammar
Thesaurus ID	6.13
Level	Group
Domain	助詞
Morpheme	が

Usages

が-主語	2023/05/12 10:26
が-対象語	2023/05/12 10:26
が-格助詞「の」に同じ	2023/05/12 10:26
が-用法未定義	2023/05/12 10:26

Constructional Patterns

用法99（用法未定義）

用法01（主語）

なんだかAのような気がする	2024/01/20 18:10
AがBにほかならない	2024/01/20 18:10
AがBような気持ちになってしまった	2024/01/20 18:10
AはB気がした	2024/01/20 18:10
Aは何だかBような思いがする	2024/01/20 18:10
AはBような気がした	2024/01/20 18:10
Aば、Bと全く変わるところがない	2024/01/20 18:10
AがB的なものをC	2024/01/20 18:10
AがBのようにC	2024/01/20 18:10
AはBというCがあった	2024/01/20 18:10
AがBようにC	2024/01/20 18:10
AがBようにCていた	2024/01/20 18:10
AがBようにC	2024/01/20 18:10
AがBのようにしていたC	2024/01/20 18:10
AがBばかりにC	2024/01/20 18:10
AというものがBのごとくC	2024/01/20 18:10
AがBようにCをD	2024/01/20 18:10
AがBのCをD	2024/01/20 18:10
AがBをまるでCのようにD	2024/01/20 18:10
AがBをCのようにDせていた	2024/01/20 18:10
Aような気がしてならなくなった	2024/01/20 18:10
何かAようなBな気がする	2024/01/20 18:10
Aのように見えていたのがB	2024/01/20 18:10
ちょうどAようにBがCばなるまい	2024/01/20 18:10
あたかもAような具合にBがC	2024/01/20 18:10
まるでAのようにBがC	2024/01/20 18:10
AようなBがC	2024/01/20 18:10
AのごとくBがC	2024/01/20 18:10
AのようにBがC	2024/01/20 18:10
AのようなBがC	2024/01/20 18:10
AようにBがC-D	2024/01/20 18:10
AのようなBがC	2024/01/20 18:10
Aが何かBみたいにCした感じ	2024/01/20 18:10
AがBのCであるか、どうか	2024/01/20 18:10
AがBてまるでCだ	2024/01/20 18:10
AがB-Cになってしまった	2024/01/20 18:10
AがBのCのごとくにD	2024/01/20 18:10
AされるとBような気がする	2024/01/20 18:10
まったくAがBそのものだと思った	2024/01/20 18:10
AがB気がした	2024/01/20 18:10
AがBみたようになる	2024/01/20 18:10
AがまるでBのように見えて来たり	2024/01/20 18:10
AがまるでBのようだ	2024/01/20 18:10
AがBそっくりになって来た	2024/01/20 18:10
AがBそっくりに見えて来たりする	2024/01/20 18:10
AがまったくBと変わるところがないのであった	2024/01/20 18:10
AがなんとなくBのような気がしないでもない	2024/01/20 18:10
AがBだったこと	2024/01/20 18:10
AがBように感じた	2024/01/20 18:10
AがBように見える	2024/01/20 18:10
AがBように感じた	2024/01/20 18:10
AがBのように	2024/01/20 18:10
AがBのように変わる	2024/01/20 18:10
AがBのようになる	2024/01/20 18:10
AがBのように聞こえる	2024/01/20 18:10
AがBのように見えた	2024/01/20 18:10
AがBのように見えて来た	2024/01/20 18:10
AがBのようだった	2024/01/20 18:10
AがBに変じてしまった	2024/01/20 18:10
AがBに聞こえる	2024/01/20 18:10
AがBと化して	2024/01/20 18:10
AがBばかりに思った	2024/01/20 18:10
AがBであった	2024/01/20 18:10
AとBが似たり依ったりだ	2024/01/20 18:10
AもBのような気がした	2024/01/20 18:10
AのBがC	2024/01/20 18:10
AにもBのようなCが無い	2024/01/20 18:10
AがあたかもBようなC	2024/01/20 18:10
AがちょうどBみたいにC	2024/01/20 18:10
AがまるでBかと思う程C	2024/01/20 18:10
AがBみたいにCのである	2024/01/20 18:10
AがBのごとくC	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにC-見える	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AがBのようにC	2024/01/20 18:10
AがBのようでC	2024/01/20 18:10
AがBのようなCに見えていた	2024/01/20 18:10
AがBかのようにC	2024/01/20 18:10
AがBくらいにC	2024/01/20 18:10
AがBのようにCをD	2024/01/20 18:10
AがBのようにC-D	2024/01/20 18:10
AがBのようなCでD	2024/01/20 18:10
AがBにCのようなD	2024/01/20 18:10
AがBほどにC-D	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにCがD	2024/01/20 18:10
AはBのようなCがD	2024/01/20 18:10
AがBのようにC-DをE	2024/01/20 18:10
AがBようにC-D	2024/01/20 18:10
AがBのようにCへD	2024/01/20 18:10
AがBのようにC-D	2024/01/20 18:10
言わばAのBがC	2024/01/20 18:10
AがBのようにCのを感じた	2024/01/20 18:10
AがBというようにC	2024/01/20 18:10
AがちょうどBようにC	2024/01/20 18:10
AがちょうどBのようにCだけだった	2024/01/20 18:10
AがBようにC	2024/01/20 18:10
AがBみてえなCだった	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにCのではなく	2024/01/20 18:10
AがBのようにC	2024/01/20 18:10
AがBと同じようにC	2024/01/20 18:10
AがまるでBのようにCをD	2024/01/20 18:10
AがBのようにCへD-E	2024/01/20 18:10
どうやらAにもBようなCがDて来た	2024/01/20 18:10
AがまるでBのようにC-D	2024/01/20 18:10
AがBのCをD	2024/01/20 18:10
AがBをCのようにD	2024/01/20 18:10
AのBがCのようなDをE	2024/01/20 18:10
AをBがCのようにD	2024/01/20 18:10
AとBではCとDぐらいの相違がある	2024/01/20 18:10
AのBがC-DのようにEない	2024/01/20 18:10
AのB-CはDがE-Fほど多い	2024/01/20 18:10
AがまるでBようにC	2024/01/20 18:10
AがBようにC	2024/01/20 18:10
AがBのようにC	2024/01/20 18:10
AがBがごとくにC	2024/01/20 18:10
なんだかAようなBがした	2024/01/20 18:10
AがBとなる	2024/01/20 18:10
AはまるでBがCをDようにE	2024/01/20 18:10

用法02（対象語）

AはBらしいんだかがわからない

2024/01/20 18:10

用法03（格助詞「の」に同じ）

AはほとんどBがごとくなりき	2024/01/20 18:10
AはBがごとくC	2024/01/20 18:10
AがごとくにB	2024/01/20 18:10
AがごとくB-C	2024/01/20 18:10
AがごとくB	2024/01/20 18:10
AがごとくにB	2024/01/20 18:10
AたるやあたかもBに似たるがごとし	2024/01/20 18:10
AはBがごとくに見える	2024/01/20 18:10
AがBがごとくにC	2024/01/20 18:10

Examples

用法99（用法未定義）

用法01（主語）

「石炭の火が、雨のように床の上へこぼれ飛んだ」	2019/08/22 11:24
「骨牌（かるた）の王様（キング）が、魂がはいったように、頭を擡（もた）げて、」	2019/08/23 12:03
「川蒸汽が眩しい横波の鍍金（めっき）をかけている」	2019/08/22 14:06
「陽気な太鼓の音、笛の音、三味線の音が虱のようにむず痒く刺している」	2021/08/07 13:28
「瓦葦（しのぶぐさ）が、あやまった、あやまったというように叩頭（おじぎ）している」	2019/08/22 14:35
「人々が蟻ほどに小さく見えている」	2019/08/22 14:47
「よだかはまるで鷲が熊を襲うときするように、ぶるっとからだをゆすって毛をさかだてました」	2019/08/23 12:03
「寒さや霜がまるで剣のようによだかを刺しました」	2019/08/23 12:10
「顔色にも黒檀（こくたん）の様な艶が無い」	2019/08/23 12:16
「玳瑁（たいまい）が浜辺で一度に産みつける卵の数ほど多い」	2019/08/23 12:19
「自分の鼻が踏みつけられたバナナ畑の蛙のように潰れていない」	2019/08/23 12:22
「椰子の葉を叩くスコールの如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/23 12:31
「麺麭（パン）の樹に鳴く蝉時雨の如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/23 12:29
「環礁の外に荒れ狂う怒濤の如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/26 12:44
「火花のように悪意の微粒子が家中に散乱した」	2019/08/23 12:37
「雷光のように悪意の微粒子が家中に散乱した」	2019/08/23 12:35
「毒のある花粉のように悪意の微粒子が家中に散乱した」	2019/08/23 12:36
「罵詈が綿の木の棘の様にチクチクと彼の皮膚を刺す」	2019/08/23 15:44
「新聞にかかれるのと、泥鼈（すっぽん）に食いつかれるとが似たり寄ったりだ」	2019/08/23 15:57
「顔がつるつるしてまるで薬缶だ」	2019/08/23 16:03
「離れ離れになって悶えている私たち二人の心を、窺視（うかがい）に来るかのように物怖ろしい」	2019/08/23 16:19
「アヤ子の、なやましい瞳が、神様のような悲しみを籠めて」	2019/08/23 16:48
「アヤ子の、なやましい瞳が、悪魔のようなホホエミを籠めて」	2019/08/23 16:49
「田舎町の全体が空ッポのようにヒッソリしていた」	2019/08/26 12:54
「八釜し屋の区長さんが主任みたようになって、手厳しく調べてみると」	2019/08/26 13:01
「お八重の姿が別人のように変っていたのに驚いた」	2019/09/23 18:20
「美しかった肉付きがスッカリ落ちこけて、骸骨のようになって仰臥していた」	2019/08/26 13:07
「お加代というのは色が幽霊のように白くて」	2019/08/26 13:14
「和尚の胴間声が雷のように響いて来た」	2019/08/26 13:23
「文作は、頭が物に取り憑かれたようにガンガンと痛み出した」	2019/09/02 14:10
「蝉の声が降るように聞こえて来る」	2019/09/02 14:20
「うちの家内が吾が児のようにしていたもの」	2019/09/02 14:23
「村そのものが一つの動揺となって」	2019/09/02 14:35
「あたかも卑俗な現実を人間にしたような面持ち」	2019/09/23 18:26
「死んだように眼をつぶって」	2019/09/23 18:26
「五位はこの語が自分の顔を打つたやうに感じた」	2019/06/01 10:20
「乾からびた声が、凩（こがらし）のやうに、五位の骨に、応へる」	2019/05/23 18:21
「――こんな考へが、『こまつぶり』のやうに、ぐるぐる一つ所を廻つてゐる」	2019/05/28 20:25
「大殿様と申しますと、まるで権者の再来のやうに尊み合ひました」	2019/05/28 20:41
「私どもが、魂も消えるばかりに思つた」	2019/06/10 21:26
「まるで卍のやうに、墨を飛ばした黒煙と金粉を煽つた火の粉とが、舞ひ狂つて居る」	2019/05/29 16:52
「人間が、大風に吹き散らされる落葉のやうに逃げ迷つてゐる」	2022/03/03 11:37
「雪のやうな肌が燃え爛れる」	2019/08/30 12:12
「何か黒いものが、鞠のやうに躍りながら、車の中へとびこみました」	2019/06/10 21:52
「金梨子地のやうな火の粉が一しきり、ぱつと空へ上つた」	2019/06/10 22:01
「それでも屏風の画を描きたいと云ふその木石のやうな心もち」	2019/06/10 22:07
「細い月が、まるで爪の痕かと思う程、かすかに白く浮んでいる」	2019/06/11 11:29
「無数の神兵が、雲の如く空に充満ちて」	2019/06/11 11:44
「顔かたちが玉のやうに清らかであつた」	2019/09/20 17:36
「火の粉が雨のやうに降りかかる」	2019/06/12 20:51
「ろおれんぞが、天くだるやうに姿を現いた」	2019/06/12 20:54
「云わば恋の創痕（きずあと）の痂（かさぶた）が時節到来して脱（と）れたのだ」	2019/06/30 16:14
「線のような道」	2019/06/19 11:17
「感謝の嬉し涙を溢らせているように、水を湛えている」	2019/06/19 12:14
「下駄の一ツが腹を出して死んだようにころがっていた」	2019/06/19 12:18
「二人のからだが雷のように鳴り」	2019/06/24 15:59
「窓の虱（しらみ）が馬のような大きさに見えていた」	2019/06/24 16:25
「南子夫人の姿が牡丹の花のように輝く」	2019/06/17 09:29
「先生と大きな声をされると、午砲（どん）を聞いたような気がする」	2019/06/24 09:39
「水晶の珠を香水で暖ためて、掌へ握ってみたような心持ち」	2019/06/30 10:31
「黒い塊が導火線を這うように驀地（まっしぐら）にせりあがってきた」	2019/06/30 10:24
「動揺が、電波のように移っていった」	2019/06/30 10:24
「村全体が地底から響くように呻いた」	2019/06/30 10:24
「村そのものが埋葬のようにゆるぎだした」	2019/06/30 10:25
「柹（かき）の粒が、瞳のように光っている」	2019/06/30 10:35
「丘が、緑葉樹の衣を着ている」	2019/06/30 10:35
「葉が、金粉のようにきらめきつつ水に落ちる」	2019/06/28 22:20
「台棟と庇だけが、海中の島のごとく浮いて見える」	2019/06/30 10:36
「この山間の霊気と日光とが凝り固まった気がした」	2019/06/28 22:29
「あの鼓を見ると自分の親に遇ったような思いがする」	2019/06/28 22:33
「あたかも漁師町で海苔を乾すような工合に、長方形の紙が行儀よく板に並べて立てかけてある」	2019/07/01 16:44
「津村は『昔』と壁ひと重の隣りへ来た気がした」	2019/06/28 22:54
「梁や屋根裏が、塗りたてのコールターのように真っ黒くてらてら光っていた」	2019/07/01 16:50
「さす針、ぬく針の度毎に、自分の心が刺されるように感じた」	2019/03/07 01:50
「瀬の早い渓川のところどころに、澱んだ淵が出来るように、下町の雑沓に挟まりながら閑静な一郭（いっかく）が、なければなるまい」	2019/03/08 20:42
「重い冷たい布が粘つくように肉体を包む」	2019/03/08 23:54
「廃頽した快感が古い葡萄酒の酔いのように魂をそそった」	2019/07/02 11:34
「顔のお白粉を腐らせるように漂って居た」	2019/03/07 18:05
「無数の男が女の過去の生涯を鎖のように貫いて居る」	2019/03/09 05:03
「円い眼が、拭うがごとくに冴え返り」	2019/03/09 05:09
「川が軒と軒とを押し分けるように」	2019/02/26 17:36
「化粧も着附けも、化物のような気がした」	2019/03/09 05:29
「表情が、溢れんばかりに湛えられる」	2019/03/09 05:42
「二三人の男が、敗走した兵士のように駈け出して行く」	2019/03/09 05:52
「薫りと体温が蒸すように罩（こも）っていた」	2019/07/02 11:57
「遠い国の歌のしらべのように、私の胸に響いた」	2019/03/09 06:10
「こういうことは大谷が先生であった」	2019/07/08 23:58
「皆息もしないやうに静まり返つて」	2019/06/10 14:51
「山々の尾根が古い地球の骨のように見えて来た」	2019/06/06 16:07
「杉林がパノラマのように廻って」	2019/06/06 15:50
「木が幻燈のように光を浴びている」	2019/06/06 15:49
「物干しがなんとなくそうしたゲッセマネのような気がしないでもない」	2019/06/06 15:46
「人と一緒にものを見物しているような感じが起って来た」	2019/06/03 16:04
「南画の河童とも漁師ともつかぬ点景人物そっくりになって来た」	2019/06/03 15:58
「小さい流れがサーッと広びろとした江に変じてしまった」	2019/06/03 15:55
「世間に住みつく根を失って浮草のように流れている」	2019/06/03 15:41
「白い布のような塊りが照らし出されていて」	2019/06/01 10:25
「白いシーツのように見えていた」	2019/06/01 10:22
「萎びた古手拭のような匂い」	2019/05/31 14:45
「自分に萎びた古手拭のような匂いが沁みているような気がして」	2019/05/31 14:44
「迷園のごとく陰気でだだっ広く」	2019/05/30 18:39
「東京の小さな部屋が自分の部屋のようで」	2019/05/30 15:58
「思索と感情の限界がさし示されているような陰鬱な気がする」	2019/05/30 15:56
「まったく野獣のような力がこもっていて」	2019/05/30 15:49
「腸詰の材料に合格の紫スタムプみてえなチューだったんで」	2019/05/30 15:30
「何かしら不思議なお酒に酔っているような気持ち」	2019/05/13 17:02
「故郷の家の有様なぞが幻燈のように美しく」	2019/05/13 17:04
「子供心に立ち帰りましたような、甘いような、なつかしいような涙」	2019/02/11 16:41
「生徒があたかも忍び込む煙のような朦朧さで這入ってきた」	2019/05/13 16:58
「ようやくコンゴーのジャングルから現れてきたばかりだという面影」	2019/09/23 18:42
「頭自体が水甕（みずがめ）にほかならない」	2019/03/07 19:02
「肉体がそもそも辞書に化したかのような」	2019/07/13 16:06
「彼の俳句自体が庭的なものを出て」	2019/05/04 19:06
「秀吉が花の中の小猿のように見えた」	2019/09/02 18:37
「書こうとしたことが自らの宝石であるか」	2019/05/07 13:38
「悪魔が幼児のごとくに神を拝む」	2019/05/07 13:45
「石川島に焼夷弾の雨がふり」	2019/05/10 15:56
「大邸宅が嘘のように消え失せて」	2019/05/10 15:57
「廃墟がなければピクニックと全く変るところがない」	2019/05/10 15:59
「罹災者達が無心の流れのごとくに死体をすりぬけて行き交い」	2019/05/13 16:43
「土人形のごとくにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかった」	2019/05/13 16:51
「まったく幼い子供の無心さと変るところがない」	2019/05/18 15:20
「泥人形のくずれるように同胞たちがバタバタ倒れ」	2019/05/18 15:25
「女がまるで手先のように咒文に憑かれた鬼と化して」	2019/05/18 15:28
「女がまるで手先のように咒文（じゅもん）に憑かれた鬼と化して」	2019/05/23 14:33
「生活自体が道ばたの馬糞のように踏みしだかれて」	2019/05/23 14:35
「寒気が彼の全身を石のようにかたまらせていた」	2019/05/23 14:39
「焼夷弾と爆弾では凄みにおいて青大将と蝮（まむし）ぐらいの相違があり」	2019/05/23 14:42
「人間が焼鳥と同じようにあっちこっちに死んでいる」	2019/05/23 14:59
「人間が犬のごとくに死んでいるのではなく」	2019/05/23 15:01
「ちょうど一皿の焼鳥のように盛られ並べられている」	2019/05/23 15:02
「まったくこの女自体が豚そのものだ」	2019/05/27 13:59
「石炭みたいに胸の中の外のどんな物質と一緒に雑居しているか」	2019/05/27 14:18
「女房が蛆（うじ）のごとくに卑しく見える」	2019/05/27 15:35
「手が蒟蒻のように弱って」	2019/05/28 13:17
「ピストルの音が一発空気をはね返すように響き渡りました」	2019/07/09 19:44
「幸福が漂っているように見えるのです」	2019/08/23 17:24
「風のように立ち去ったりなんかして」	2019/06/27 21:03
「何かこれから工事でもはじめられる土地みたいに寒々した感じ」	2019/06/27 21:06
「からだがアイスクリームのように溶けて流れてしまえばいい」	2019/06/27 21:09
「枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった」	2019/06/28 15:53
「林檎の果実が手毬くらいに大きく成った」	2019/06/26 10:54
「林檎の果実が珊瑚くらいに赤く成った」	2019/06/26 10:51
「林檎の果実が桐の実みたいに鈴成りに成った」	2019/06/26 10:52
「次郎兵衛が馬のように暴れまわってくれたなら」	2019/06/26 10:45
「腕が螺旋のようにきりきり食いいる」	2019/06/26 10:37
「火の粉が松の花粉のように噴出して」	2019/06/26 10:30
「黒煙が海坊主のようにのっそりあらわれ」	2019/06/26 10:28
「狆の白い小さいからだがくるくると独楽のように廻って」	2019/06/30 14:12
「嘘の最後っ屁の我慢できぬ悪臭をかいだような気がした」	2019/06/30 14:33
「自分の顔がまるで知らない人の顔のように見えて」	2019/08/27 17:14
「醜悪な伎楽の腫れ面という面そっくりに見えて来たりする」	2019/08/27 17:14
「湯気が屏風のように立騰っている」	2019/08/27 18:46
「車の響きが音楽に聴こえる」	2019/08/27 18:51
「車の響きが彼等の凱歌のように聞える」	2019/08/27 18:52
「私の美に対する情熱が娘に対する情熱と胎を共にした双生児だった」	2019/08/27 19:01
「冬の日が窓のそとのまのあたりを幻燈のように写し出している」	2019/08/30 17:14
「水準器になってしまったのを感じた」	2019/08/30 17:20
「しっぽがまるで箒のようだ」	2019/09/01 13:21
「顔色がさっと紙のように白くなる」	2019/09/01 13:42
「廂（ひさし）が眼深に冠った帽子の廂のように」	2019/09/01 14:23
「電燈が驟雨のように浴びせかける絢爛」	2019/09/23 18:53
「十本の指が泡を噛んで進んでゆく波頭のように鍵盤に挑みかかっていた」	2019/09/01 14:32
「十本の指が戯れ合っている家畜のように鍵盤に挑みかかっていた」	2019/09/01 14:34
「何を意味していたのか夢のようだった」	2019/09/01 14:44
「なんだか木管楽器のような気がする」	2019/09/01 15:03
「水晶のような液が維管束のなかを夢のようにあがってゆく」	2019/09/01 15:22
「薄羽かげろうがアフロディットのように生まれて来て」	2019/09/23 18:56

用法02（対象語）

「どこまで女らしいんだか奥行（おくゆき）がわからない」

2019/09/02 14:32

用法03（格助詞「の」に同じ）

「天使と悪魔とを左右にして、奇怪なる饗宴を開きしがごとくなりき」	2019/08/21 15:01
「その憤怒たるやあたかも羞恥の情に似たるがごとし」	2019/08/21 16:35
「死せるが如く枯坐（こざ）していた老僧」	2019/09/23 18:15
「若僧は飛ぶが如くに行ってしまった」	2019/08/22 14:47
「白雲（はくうん）の風に漂うが如くに、ぶらりぶらりとした身」	2019/06/19 11:11
「秋葉（しゅうよう）の空に飄（ひるがえ）るが如くに、ぶらりぶらりとした身」	2019/06/19 11:13
「的から一直線に続いたその最後の括（やはず）はなお弦を銜（ふく）むがごとくに見える」	2019/09/03 18:50
「蜘蛛の肢は生けるが如く蠕動（ぜんどう）した」	2019/07/01 22:03
「円い眼が、拭うがごとくに冴え返り」	2019/03/09 05:09
「『埋火（うずみび）のあたたまりの冷むるが如く』息を引きとらうとしてゐた」	2019/06/10 14:56

形態素の意味と用法, 助詞

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