ごとし-類似

Thesaurus ID	5.2727
Level	Section
Domain	助動詞
Group	ごとし
Morpheme	ごとし
Usage ID	27
Usage 1	ある事物が他の事物に似ているという意味を表わす。文語的な言い方。
Usage 2
Usage 3
Example	私をしていわしめれば、論者が、ことさらに理想論を今直ちに実現すべしと強調したり、いたずらに過去論に低迷したり、現状論に拘泥したりする態度を去り、虚心に、わが国今後の法曹界のたどり着くべき目標と、現在おかれている地位からそれへの距離とその道程とを、比較考慮しながら論究するならば、決して氷炭相容れざるごとき諸説の対立紛糾を来すことはないように思うのである。
Source of Example	法, 5, 51
Phrases
Notes	体言に助詞の「の」のついたもの、用言および文語系の助動詞「ざる」「たる」「なる」などの連体形、または、更にそれに「が」のついたものにつく。

Inflectional Forms

Constructional Patterns

未然形

連用形

AはほとんどBがごとくなりき	2024/01/20 18:10
AにしてBのごとくCなD	2024/01/20 18:10
AをさながらBのごとくC	2024/01/20 18:10
AというものがBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBがごとくC	2024/01/20 18:10
AもBごとくC	2024/01/20 18:10
AでもBごとくC	2024/01/20 18:10
A-BのごとくにC	2024/01/20 18:10
AとしてBのごとくCをDものである	2024/01/20 18:10
AとしてBのごとくCをDものである	2024/01/20 18:10
Aのごとくで	2024/01/20 18:10
AのごとくになりながらB	2024/01/20 18:10
AがごとくにB	2024/01/20 18:10
AのごとくにB-C	2024/01/20 18:10
AのごとくBのC	2024/01/20 18:10
AのごとくBとC	2024/01/20 18:10
AのごとくB-C	2024/01/20 18:10
AがごとくB-C	2024/01/20 18:10
AのごとくB	2024/01/20 18:10
AのごとくにB	2024/01/20 18:10
AがごとくB	2024/01/20 18:10
AがごとくにB	2024/01/20 18:10
AごとくにBをC	2024/01/20 18:10
AのごとくにB-C	2024/01/20 18:10
AのごとくBがC	2024/01/20 18:10
AはBにしてCことDのごとくEをF	2024/01/20 18:10
AはBことCのごとく	2024/01/20 18:10
AがBのCのごとくにD	2024/01/20 18:10
AはBにCのごとくD-Eのであった	2024/01/20 18:10
AはBのごとく見える	2024/01/20 18:10
AはBがごとくに見える	2024/01/20 18:10
Aと、Bのごとく思われた	2024/01/20 18:10
AをBのごとくC	2024/01/20 18:10
AがBのごとくC	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにC-見える	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはあたかもBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにCもの	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10
AもBのごとくC	2024/01/20 18:10
AもBのごとくC	2024/01/20 18:10
AのBのごときC-D	2024/01/20 18:10
AはBのごときCにD	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにCがD	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC-D	2024/01/20 18:10
AがBのごとくにCのではなく	2024/01/20 18:10
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10	Tetsuta Komatsubara
AはBのごとくC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくにC	2024/01/20 18:10
AはBのごとくCにD	2024/01/20 18:10
AがBがごとくにC	2024/01/20 18:10

終止形

連体形

AにしてBなることCのごときD	2024/01/20 18:10
AなることBのごときC	2024/01/20 18:10
Aは文字通りのBのごときC	2024/01/20 18:10
AはBのごときCとD	2024/01/20 18:10
AのごときB-C	2024/01/20 18:10
AのごときB	2024/01/20 18:10
AはBのごとくではC	2024/01/20 18:10
AなどはBのごときC-D	2024/01/20 18:10

仮定形

命令形

Examples

未然形

連用形

「明子は彫塑のごとく佇めり」	2019/09/20 17:12
「消息を耳にするを蛇蝎のごとく恐れたる予」	2019/09/20 16:54
「天使と悪魔とを左右にして、奇怪なる饗宴を開きしがごとくなりき」	2019/08/21 15:01
「予はかの肥大豕に似たる満村恭平のごとく、呼吸すべし」	2019/03/21 10:43
「死せるが如く枯坐（こざ）していた老僧」	2019/09/23 18:15
「老僧は着色の塑像の如くで」	2019/08/22 14:46
「若僧は飛ぶが如くに行ってしまった」	2019/08/22 14:47
「文字の霊の媚薬のごとき奸猾（かんかつ）な魔力のせい」	2019/09/06 20:57
「エビルは、髪の毛を剃られたサムソンの如くに悄然と、前を抑えながら家に戻った」	2019/08/23 12:25
「椰子の葉を叩くスコールの如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/23 12:31
「麺麭（パン）の樹に鳴く蝉時雨の如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/23 12:29
「環礁の外に荒れ狂う怒濤の如く、罵詈雑言が夫の上に降り注いだ」	2019/08/26 12:44
「飴の如く滑かな日の光り」	2019/05/23 17:57
「虎と蛇とは霧の如く、夜風と共に消え失せて」	2019/06/11 11:42
「無数の神兵が、雲の如く空に充満ちて」	2019/06/11 11:44
「嵐も吹き出でようず空の如く、凄じく顔を曇らせながら」	2019/06/12 20:49
「白雲（はくうん）の風に漂うが如くに、ぶらりぶらりとした身」	2019/06/19 11:11
「秋葉（しゅうよう）の空に飄（ひるがえ）るが如くに、ぶらりぶらりとした身」	2019/06/19 11:13
「鶴の如くに痩せた病躯」	2019/09/23 18:29
「蟻の如くになりながら通り過ぎ」	2019/06/19 11:21
「蟹の如くになりながら通り過ぎ」	2019/06/19 11:23
「豚は丘のごとく見える」	2019/06/24 16:31
「百本の矢は一本のごとくに相連なり」	2019/06/24 16:39
「的から一直線に続いたその最後の括（やはず）はなお弦を銜（ふく）むがごとくに見える」	2019/09/03 18:50
「見えざる矢を無形の弓につがえ、満月のごとくに引絞ってひょうと放てば」	2019/06/24 17:19
「鳶は中空から石のごとくに落ちて来る」	2019/06/29 21:32
「なんの表情も無い、木偶（でく）のごとく愚者のごとき容貌」	2019/06/29 21:36
「なんの表情も無い、木偶（でく）のごとく愚者のごとき容貌」	2019/06/29 21:36
「眼は耳のごとく思われる」	2019/06/17 09:24
「耳は鼻のごとく思われる」	2019/06/17 09:25
「鼻は口のごとく思われる」	2019/06/17 09:25
「紀昌は煙のごとく静かに世を去った」	2019/06/29 21:38
「一人は肥満すること豚児（とんじ）のごとく」	2019/06/24 17:39
「余の妻は麗はしきこと高山植物のごとく」	2019/06/24 17:49
「余は空気のごとく彼の寝室に侵入する」	2019/06/30 10:23
「余は影のごとく忍び出た」	2019/06/30 10:23
「台棟と庇だけが、海中の島のごとく浮いて見える」	2019/06/30 10:36
「果実は、あたかもゴムの袋のごとく膨らんで」	2019/07/01 16:48
「蜘蛛の肢は生けるが如く蠕動（ぜんどう）した」	2019/07/01 22:03
「夢の中でしばしば出逢うことのある世界のごとく思われた」	2019/07/01 22:05
「遊女の如くなよなよと蒲団の上へ腹這って」	2019/03/09 04:46
「円い眼が、拭うがごとくに冴え返り」	2019/03/09 05:09
「土用干のごとく部屋中へ置き散らして」	2019/03/09 05:26
「滝のごとくたたきつける雨」	2019/03/07 18:44
「むしろ空惚（そらとぼ）けて別人を装うもののごとく」	2019/06/13 10:56
「清浄にして白紙のごとく寛大な読者の『精神』」	2019/09/20 16:32
「ドン・キホーテ先生のごとく、頭から足の先まで Ridicule に終ってしまう」	2019/06/13 10:48
「木像のごとく心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/13 10:45
「木杭（きぐい）のごとく心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/13 10:44
「電信柱のごとく断じて心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/12 20:03
「遺恨のごとく痛烈に理解せられる」	2019/06/12 20:00
「私自身の体臭を嫌うごとくに咢堂を嫌う」	2019/06/12 19:55
「『埋火（うずみび）のあたたまりの冷むるが如く』息を引きとらうとしてゐた」	2019/06/10 14:56
「眼底を払って去った如くかすかな笑を浮べて」	2019/06/10 14:30
「性の悪い牡蠣のごとく書斎に吸い付いて」	2019/05/31 14:30
「噛んでも噛んでも三で十を割るごとく」	2019/10/03 16:52
「迷園のごとく陰気でだだっ広く」	2019/05/30 18:39
「雷神のごとくに荒々しい帰宅であった」	2019/05/30 15:50
「政治は大海の波のごとくに歩いて行く」	2019/05/07 13:43
「悪魔が幼児のごとくに神を拝む」	2019/05/07 13:45
「罹災者達が無心の流れのごとくに死体をすりぬけて行き交い」	2019/05/13 16:43
「土人形のごとくにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかった」	2019/05/13 16:51
「気違いの方は我家のごとくに堂々と侵入してきて」	2019/05/18 14:19
「白痴の女は音もなく影のごとくに逃げこんできて」	2019/05/18 14:20
「蒼ざめた紙のごとく退屈無限の映画がつくられ」	2019/05/18 15:19
「人間が犬のごとくに死んでいるのではなく」	2019/05/23 15:01
「女房が蛆（うじ）のごとくに卑しく見える」	2019/05/27 15:35
「悠々風のごとくに去来していた」	2019/05/27 15:43
「人生は水のごとくに無色透明なものがあるだけで」	2019/05/27 15:44
「彼等は糸瓜（へちま）のごとく風に吹かれて」	2019/05/27 16:07
「金銭も木葉（このは）のごとく軽い」	2019/06/30 14:52
「狂人の如く地団駄を踏んで喚いている彼の男の声」	2019/06/30 15:38
「羽毛は金の如く」	2019/06/30 15:41
「距（けづめ）は鉄のごとく」	2019/09/03 18:24

終止形

連体形

「予は画のごとき彼女を忘るる能はず」	2019/09/20 18:14	Tetsuta Komatsubara
「肥大豕（ひだいい）のごとき満村恭平」	2019/09/20 17:14
「水蛇（ハイドラ）のごとき誘惑」	2019/09/06 23:34
「ああ冷静なること扇風機のごとき諸君よ」	2019/10/03 16:50
「屏風のごとき壁立千仭（へきりつせんじん）」	2019/06/24 17:11
「高尚なること槲（かしわ）の木のごとき諸君よ」	2019/06/30 10:21
「聡明なること世界地図のごとき諸君よ」	2019/06/30 10:21
「賢明にして正大なること太平洋のごとき諸君よ」	2019/06/30 10:21
「明敏なること触鬚（しょくしゅ）のごとき諸君」	2019/06/30 10:22
「冷静なること扇風機のごとき諸君よ」	2019/06/30 10:22
「処女の純潔の卑小さなどは泡沫のごとき虚しい幻像にすぎない」	2019/05/13 16:48
「人間の心は苦難に対して鋼鉄のごとくでは有り得ない」	2019/05/13 16:50
「虫のごとき倦まざる反応の蠢動（しゅんどう）を起す肉体」	2019/05/23 14:40

仮定形

命令形

形態素の意味と用法, ごとし

開発者用ツール

ページ用ツール

サイト用ツール

ユーザ用ツール

ごとし-類似

ごとし-類似

Inflectional Forms

Constructional Patterns

Examples