と

Page Type	Grammar
Thesaurus ID	6.14
Level	Group
Domain	助詞
Morpheme	と

Usages

と-相手・共同者を必要とする動作の共同者	2023/05/12 10:26
と-他者の共同を必要としない動作の共同者	2023/05/12 10:26
と-比較の基準	2023/05/12 10:26
と-帰着点	2023/05/12 10:26
と-内容指定	2023/05/12 10:26
と-引用語句	2023/05/12 10:26
と-心理的前提・動機	2023/05/12 10:26
と-しかた・行われ方	2023/05/12 10:26
と-副詞語尾	2023/05/12 10:26
と-用法未定義	2023/05/12 10:26

Constructional Patterns

用法99（用法未定義）

用法01（相手・共同者を必要とする動作の共同者）

AはBのごときCとD	2024/01/20 18:10
AとBではCとDぐらいの相違がある	2024/01/20 18:10
AとBはCとDのようにE	2024/01/20 18:10

用法02（他者の共同を必要としない動作の共同者）

AともBほどC

2024/01/20 18:10

用法03（比較の基準）

Aば、Bと全く変わるところがない	2024/01/20 18:10
まったくAと同じことだ	2024/01/20 18:10
Aと同じようなB-C	2024/01/20 18:10
Aとよく似たB	2024/01/20 18:10
AはBと同列にCようなD	2024/01/20 18:10
AがまったくBと変わるところがないのであった	2024/01/20 18:10
AとBが似たり依ったりだ	2024/01/20 18:10
AとはBである	2024/01/20 18:10
Aという、Bというのと同じようなもの	2024/01/20 18:10
AはBと同じことであった	2024/01/20 18:10
AはＢと少しも変ったことはない	2024/01/20 18:10
もしAならBと同様にCであろう	2024/01/20 18:10
AはBと同じようにC	2024/01/20 18:10
AはBと同じことでC	2024/01/20 18:10
AはBと同列にCようなD	2024/01/20 18:10
AがBと同じようにC	2024/01/20 18:10

用法04（帰着点）

AがBと化して	2024/01/20 18:10
AはBとなる	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AのBと化していたC	2024/01/20 18:10
AはBとなってC	2024/01/20 18:10
AはBとなってCにD	2024/01/20 18:10
AがBとなる	2024/01/20 18:10

用法05（内容指定）

AとまるでBのようだと思ってごらん	2024/01/20 18:10
AというものがBのごとくC	2024/01/20 18:10
AというBのようなC	2024/01/20 18:10
AはBかと思うほどC	2024/01/20 18:10
Aという者	2024/01/20 18:10
Aといったようなもの	2024/01/20 18:10
Aというようなもの	2024/01/20 18:10
Aかと疑われたB-C	2024/01/20 18:10
AはBみたいだと言う	2024/01/20 18:10
AというB	2024/01/20 18:10
Aと言ったようなB	2024/01/20 18:10
AとBのようにC	2024/01/20 18:10
Aと思わせるほどなので、BはC	2024/01/20 18:10
AというふうにBはC	2024/01/20 18:10
AというよりもB-Cであった	2024/01/20 18:10
まったくAがBそのものだと思った	2024/01/20 18:10
AというB	2024/01/20 18:10
Aとは疑いもなくBを指している	2024/01/20 18:10
AなんてBというもん	2024/01/20 18:10
AはBと見える	2024/01/20 18:10
AはBと同じこと	2024/01/20 18:10
AはBかと見紛う	2024/01/20 18:10
AがまるでBかと思う程C	2024/01/20 18:10
AはBというべきCである	2024/01/20 18:10
AというようなB	2024/01/20 18:10
Aかと思うB	2024/01/20 18:10

用法06（引用語句）

AはBというCがあった	2024/01/20 18:10
Aかと思われるほどのB-CにD	2024/01/20 18:10
AはまるでBやうだとでもC	2024/01/20 18:10
AというBのCをD	2024/01/20 18:10
Aという、Bというのと同じようなもの	2024/01/20 18:10
AというBはC	2024/01/20 18:10
AがBというようにC	2024/01/20 18:10

用法07（心理的前提・動機）

AはほとんどBかと思うほどC

2024/01/20 18:10

用法08（しかた・行われ方）

用法09（副詞語尾）

AとまるでBのようだと思ってごらん	2024/01/20 18:10
AとしたBのようなC	2024/01/20 18:10
AとBのようにC	2024/01/20 18:10
AとしてBのごとくCをDものである	2024/01/20 18:10
AとしてBのごとくCをDものである	2024/01/20 18:10
AようにBとC	2024/01/20 18:10
AのごとくBとC	2024/01/20 18:10
AのようにBとCをD	2024/01/20 18:10
AのようにBとC-D	2024/01/20 18:10
AはBのようにCとD	2024/01/20 18:10

Examples

用法99（用法未定義）

用法01（相手・共同者を必要とする動作の共同者）

「水蛇（ハイドラ）のごとき誘惑」	2019/09/06 23:34
「中学と師範とはどこの県下でも犬と猿のように仲がわるい」	2019/08/23 15:52
「焼夷弾と爆弾では凄みにおいて青大将と蝮（まむし）ぐらいの相違があり」	2019/05/23 14:42

用法02（他者の共同を必要としない動作の共同者）

「お二人とも私を喰べてしまいたいほど可愛がって」

2019/05/13 16:55

用法03（比較の基準）

「新聞にかかれるのと、泥鼈（すっぽん）に食いつかれるとが似たり寄ったりだ」	2019/08/23 15:57
「陰惨たる風物と同じような色の着物」	2019/04/28 22:40
「母親に泣きながら駆け寄って行くときと少しも変ったことはない」	2019/06/03 15:46
「女の人に道を尋ねて女の人が返事をしてくれれば、女の人をわが物にしたことになるというのと同じようなもの」	2019/05/01 17:00
「八さん熊さんと同列に落語の中の人物になる」	2019/05/04 18:59
「落語の中の人物になるような頓間な飲み方はしない」	2019/05/04 19:02
「禅坊主の悟りと同じことで」	2019/05/04 19:05
「文学の道とはかかる曠野（こうや）の流浪である」	2019/05/10 15:55
「廃墟がなければピクニックと全く変るところがない」	2019/05/10 15:59
「まったく幼い子供の無心さと変るところがない」	2019/05/18 15:20
「もし犬の眼が涙を流すなら犬が笑うと同様に醜怪きわまる」	2019/05/23 14:55
「人間が焼鳥と同じようにあっちこっちに死んでいる」	2019/05/23 14:59
「まったく焼鳥と同じことだ」	2019/05/23 14:59
「血を吐いた余は土俵の上に仆れた（たおれた）相撲と同じ」	2019/08/22 18:59
「ピストルを自分の耳にぶっ放したい発作とよく似た発作」	2019/06/30 14:14
「嘘は酒とおなじようにだんだんと適量がふえて来る」	2019/06/30 14:42

用法04（帰着点）

「村そのものが一つの動揺となって」	2019/09/02 14:35
「お峯は鬼となって」	2019/09/02 14:36
「人の肌は、絖地（ぬのじ）となって擴（ひろ）げられた」	2019/02/24 13:22
「神経の枯木と化していた私」	2019/03/16 04:05
「深夜の静けさは暈（かさ）となって街燈のぐるりに集まっていた」	2019/06/06 16:21
「描は二条の放射線となって」	2019/06/03 16:01
「歴史は別個の巨大な生物となって誕生し」	2019/05/07 13:41
「女がまるで手先のように咒文（じゅもん）に憑かれた鬼と化して」	2019/05/23 14:33

用法05（内容指定）

「人が居なくなったかと思う静かさ」	2019/08/26 12:53
「『やっつけましたので……』と吐き出すように云って」	2019/08/26 13:10
「この曇天に押しすくめられたかと思う程、揃って背が低かった」	2019/04/28 22:44
「細い月が、まるで爪の痕かと思う程、かすかに白く浮んでいる」	2019/06/11 11:29
「滴る水珠は夕立の後かと見紛うばかり」	2019/06/29 11:59
「雞（とり）は城楼と見える」	2019/06/24 16:36
「叡山の悪僧と云うべき面構」	2019/09/05 15:05
「おれが居なくっちゃ日本が困るだろうと云うような面」	2019/06/29 21:53
「触るるものに紅の血が濁染むかと疑われた生々しい唇」	2019/09/23 18:38
「人間の顔と云うよりも、男の心を誘惑する甘味ある餌食（えじき）であった」	2019/09/03 18:09
「それはもう異国の旅行者の目と同じ」	2019/07/09 00:01
「妄想という怪獣の餌食となりたくない」	2019/06/06 15:43
「迷園のごとく陰気でだだっ広く」	2019/05/30 18:39
「爆弾はザアという雨降りの音のようなただ一本の棒をひき」	2019/05/23 14:43
「まったくこの女自体が豚そのものだ」	2019/05/27 13:59
「土の中からぬきたてのゴボウみたいだ」	2019/05/27 14:02
「惚れたハレたなんて、そりゃ序曲というもんで」	2019/05/27 14:11
「私はでて行きます、という物質」	2019/05/27 14:17
「謀叛の連判状へでも名を書き入れますと云う顔付をする」	2019/05/27 16:04
「胃の中からげーと云う者が吶喊して出てくる」	2019/05/27 16:06
「秋風に吹かれてさわさわ揺れている草自身の感覚というようなものを感じる」	2019/06/30 15:09
「牝豚牡豚とは南子と宋朝とを指している」	2019/01/15 15:04
「世界のきびしい悪意といったようなもの」	2019/09/01 13:50
「詩美と言ったような味覚が漂って来る」	2019/09/01 14:06
「音楽の快速調の流れがあんな色彩やあんなヴォリウムに凝り固まったというふうに果物は並んでいる」	2019/06/30 15:52
「『おや、あそこの店は帽子の廂をやけに下げているぞ』と思わせる」	2019/09/23 18:53
「べたべたとまるで精液のようだ」	2019/09/01 15:43

用法06（引用語句）

「瓦葦（しのぶぐさ）が、あやまった、あやまったというように叩頭（おじぎ）している」	2019/08/22 14:35
「日輪が地に落ちて、天火が迸つた」	2019/06/29 11:31
「死ぬかと思われるほどの不思議な驚きに打たれました」	2019/03/07 18:48
「ようやくコンゴーのジャングルから現れてきたばかりだという面影」	2019/09/23 18:42
「女の人に道を尋ねて女の人が返事をしてくれれば、女の人をわが物にしたことになるというのと同じようなもの」	2019/05/01 17:00
「義理人情というニセの着物をぬぎさり」	2019/05/13 16:51
「孤独という通路は神に通じる道であり」	2019/05/18 14:12

用法07（心理的前提・動機）

「血相さえ変るかと思うほどあせりにあせって」

2019/08/23 12:03

用法08（しかた・行われ方）

用法09（副詞語尾）

「遊女の如くなよなよと蒲団の上へ腹這って」	2019/03/09 04:46
「蛮人のような瞳を据えて」	2019/07/13 15:18
「木像のごとく心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/13 10:45
「木杭（きぐい）のごとく心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/13 10:44
「電信柱のごとく断じて心臓を展（ひら）くことを拒む」	2019/06/12 20:03
「港に舫（もや）った無数の廻船（かいせん）のように建て詰んだ」	2019/06/06 15:48
「ブールヴァールを歩く貴婦人のように悠々と歩く」	2019/06/03 16:07
「盛り土の上には神経のように細ぼそと根を露はしてゐた」	2019/06/25 13:05
「崖から剥ぎ取られたようにすっと落ちた」	2019/06/28 15:52
「鮒はくるくると木の葉のように吸いこまれた」	2019/06/28 15:54
「べたべたとまるで精液のようだ」	2019/09/01 15:43

形態素の意味と用法, 助詞

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