category:fictive-motion

虚構移動 (fictive motion)

以前のリビジョンの文書です

虚構移動

Description

虚構移動 (fictive motion) は、移動を表す表現を、移動していない事物の位置や形状を表すために用いるレトリック。

Synonyms

虚構表現, fictive-expression
虚構移動, 主観移動, fictive motion, subjective motion
主観化, subjectification

Examples

タグ	#
虚構移動 (fictive motion)	15

「首を濶（ひろ）い肩の上にすげ込んだようにして」	2019/02/20 16:54
「川べりの方の家並みが欠けて」	2019/02/20 16:54
「簾のかげから真っ白な女の素足のこぼれて居る」	2019/09/20 16:58
「家が大部分は水の眺めを塞いで」	2019/02/25 16:50
「道は相変らず吉野川の流れを右に取って進む」	2019/02/25 16:51
「村里は平和な景色をひろげていた」	2019/02/25 16:57
「半町ばかり引っ込んだ爪先上りの丘の路」	2019/02/25 16:58
「女は洗い髪を両肩へすべらせ」	2019/02/26 17:31
「水の一杯にふくれ上っている川」	2019/02/26 17:32
「川が軒と軒とを押し分けるように」	2019/02/26 17:36
「天の川が流れている」	2019/02/26 17:37
「加茂の森が赤い鳥居を点じていた」	2019/09/03 17:48
「暗黒が周囲に迫って来る」	2019/09/03 17:52
「尾根が蜿蜒（えんえん）と匍（は）っている」	2019/03/13 12:16
「国道が丘を切りひらいて通っている」	2019/02/26 17:41

修辞技法のカテゴリー, trope

最終更新: 2019/08/01 14:30 (外部編集)