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以前のリビジョンの文書です


アノテーションの様式

※このページはアップデート作業中です。

このコーパスは、用例ページとアノテーションページを中心に構成されています。簡潔なコーパスの使い方は、使い方チュートリアルを見て下さい。

用例ページに、アノテーションページをリンクすることで、用例の分析を表現します。修辞学的アノテーション意味論的アノテーション文法論的アノテーション語用論的アノテーションメタデータの5種類のアノテーション項目があり、分析の観点に応じていくつかの種類のページが各項目に含まれます。

以下では、用例ページとアノテーションページで用いる変数と用例データのCSVファイルで用いる変数を対応づけて、各変数を説明します。

用例ページ

Metadata

ページ データ 説明
ページ見出し Title_header_metadata 各用例の見出し。
Page Type 用例ページは「Example」。
Example ID Example_ID_metadata 各用例を同定するためのID。半角英字1文字+半角数字4文字。
Author Name_entry_metadata 出典作品の著者名。
Piece Piece_entry_metadata 出典作品名。
Reference Reference_entry_metadata 出典作品が収録された文献のタイトル。
Pages in Reference Page_metadata 引用箇所の文献における位置。

Text

ページ データ 説明
用例本文 Text_example 用例のテキスト。レトリックを理解するために必要になるテクストの全体。中略は(…)で示す。下線はFocusを示す。全角丸括弧で振り仮名をつける。
Context Context_1_example, Context_2_example Focusを際立たせ、Standardを推測する鍵になる表現。Focusの左にあるContextは先行文脈 (Context_1_example) を、右にあるContextは後続文脈 (Context_2_example) を示す。
Focus Focus_example 修辞性が際立っている表現。Focusの表現はSourceの意味を表すことが多い。
Standard Standard_example Contextから期待される標準的と思われる表現の候補。Standardは修辞表現の理解を助けるために記述されており、厳密ではない。不明の場合には空白にされる。丸括弧はStandardがテキスト中に現れていないことを示し、丸括弧の無いStandardは、StandardがTextのなかで言語化されていることを示す(直喩・シミリ (simile)の場合など)。
Note_example 用例テキストに関する注。

Rhetoric

ページ データ 説明
Category Category_entry_rhetoric 修辞学用語によるカテゴリー。
Note_rhetoric 修辞学的アノテーションに関する注。

Semantics

ページ データ 説明
Source Source_entry_semantics 起点領域の意味クラス。リンク見出しは、用例において実現された表現形、ないしはその類義表現形。
Relation Mapping_type_sematics 「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「←→」は概念コントラスト。
Target Target_entry_semantics 目標領域の意味クラス。リンク見出しは、目標領域の要素を表す表現形で、用例のContextから推測される最も具体的なもの。
Pattern Mapping_ID_semantics 写像のパターン。SourceとTargetの意味クラスページの対応を、最も具体的な写像の記述とする。(写像の一般化については、写像ページのHypernyms等によって表現する。)
Note_semantics 意味論的アノテーションに関する注。

Grammar

ページ データ 説明
Construction Construction_entry_grammar 構文の文法構造と、概念基盤の対応関係。見出しは構文形式。
Mapping Type Mapping_type_grammar 概念メタファー、概念メトニミーのいずれか。Conceptual DomainのSource、Target、Elaborationを指定する。Sourceは喩える項、Targetは喩えられる項、Elaborationは両者に共通する項を表す。
Conceptual Domain Domain_type_grammar Source、Target、Elaborationのいずれか。ConstructionにおいてA, B, C, …のように表示されたLexical Slotsに入る語句が表す概念領域を示す。
Preceding Context_1_grammar Morphemeが接続する主要な先行文脈。
Morpheme Morpheme_entry_grammar Constructionの要素になっている形態素。
Following Context_2_grammar Morphemeが接続する主要な後続文脈。
Usage Morpheme_ID_grammar このConstructionにおけるMorphemeの用法。
Note_grammar 文法論的アノテーションに関する注。

Pragmatics

ページ データ 説明
Category Category_entry_pragmatics Effectの修辞学的分類。修辞技法のカテゴリーの用語リストを用いる。
Effect Effect_pragmatics Focusとなる表現の効果。文章によってTextの解釈の内容を詳しく記述する。
Note_pragmatics 語用論的アノテーションに関する注。

修辞学的アノテーションのページ

修辞技法のカテゴリーは、定義が揺れることがよくあります。修辞学的アノテーションのページでは、修辞学用語と用例の解説を行い、このコーパスでの定義と用例への適用範囲を分かりやすく示すことを目指します。

※修辞学的アノテーションのページは現在作成中です。

  • 修辞学的アノテーションページの例:暗示引用 (allusion)
  • 格納される名前空間は「category」です。

Metadata

ページ データ 説明
ページ見出し Category_entry_rhetoric 修辞技法のカテゴリー名。
Page Type 修辞学的アノテーションページは「Category」。
Category ID Category_ID_rhetoric 修辞技法のカテゴリーのID。
Superordinates   このカテゴリーの上位カテゴリー。
Synonyms このカテゴリーと同じような意味合いで用いられているカテゴリー。

記述セクション

ページ 説明
Definition 分類基準となる一般的な定義特性。必要に応じて、典型例を示すことで、定義を解説する。
Subordinate Categories このカテゴリーの下位カテゴリー。
Features 典型例や分類を挙げて、カテゴリーの特性を記述する。
Functions 用例によく見られる修辞的な機能を解説する。
History and Related Terms 修辞学と関連分野の研究史、および関連する用語について解説する。
Examples in the Literature 文献のなかで引用されている例を示す。
References 記述のなかで引用した文献のリスト。
Examples in the Corpus このカテゴリーに分類されたコーパスに収録された用例ページのリスト。

意味論的アノテーションのページ(意味クラス)

  • 意味クラスの分類は、『分類語彙表-増補改訂版データベース』にもとづく。このシソーラスでは、大きな分類からより細かい分類に進むにしたがって、「類」/「部門」/「中項目」/「分類項目」/「分類番号」/「段落番号」/「小段落番号」という7レベルの意味的な階層的分類が付与されている。このうち、平均して1つの分類に10語程度が含まれる「段落番号」を、意味クラスの最小単位とする。(「部門」は抽象度が高すぎるため、また「小段落番号」は具体性が高すぎるため、記述に含めなかった。)
  • ページタイトルは、Synonymsの第1項目(=当該段落番号の第1項目)の見出しである。

意味クラスページは、起点領域と目標領域が分かれています。

Thesaurus ID シソーラス上で各段落番号を特定するためのID。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類番号」にハイフンで「段落番号」をつないだもの。
Domain 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「類」。
Group 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「中項目」。
Section 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類項目」。
Source/Target 起点領域/目標領域のいずれとして用いられているか。
Synonyms 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「段落番号」に含まれる語のリスト。用例ページのリンク見出しは、Synonymsに掲載されているいずれかの語。『分類語彙表–増補改訂版–』に掲載されていないが、意味記述の上で必要である語句は、Synonymsの別箇条として追加している。
Conceptual Mappings (As Source) この意味クラスが起点領域である写像ページのリスト。
Conceptual Mappings (As Target) この意味クラスが目標領域である写像ページのリスト。
Examples (As Source) この意味クラスが起点領域である用例ページのリスト。
Examples (As Target) この意味クラスが目標領域である用例ページのリスト。

意味論的アノテーションのページ(写像)

意味のパターンは、主な意味クラスと、概念写像のパターンを記述するページ。

  • このページのセクションは、意味クラスと概念写像である。意味クラスのセクションでは、意味記述の方法とよく使われている意味クラスを概説する。
  • 概念写像のサブセクションは、3つの写像タイプである、概念メタファー、概念メトニミー、概念コントラストについて解説する。
Mapping Type 概念メタファー [metaphor]、概念メトニミー [metonymy]、概念コントラスト [contrast]のいずれであるか。
Mapping ID 写像ページを特定するためのID。写像ページのページ名。SourceとTargetのThesaurus IDをハイフン2つでつないだもの。
Level 一般化のレベル。用例から直接得られた写像には「1」、複数の写像ページから一般化された写像には「2」、Level 2の写像ページから一般化された写像には「3」を与える。(実装予定)
Description 写像の3要素であるSource、Relation、Targetを記述する。写像、起点領域の意味クラス、目標領域の意味クラスの頻度を示す。
Source 起点領域の意味クラス。
Relation 「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「←→」は概念コントラスト。
Target 目標領域の意味クラス。
Synonyms 用例ページでの写像の具体的な実現形。用例ページにおける写像ページへのリンク見出し。
Hyponyms この写像を具体事例として包含する、より抽象的な写像ページ。具体–抽象関係の抽象にあたる写像。(実装予定)
Meronyms この写像をフレーム要素の一部として包含する、より全体的な写像ページ。部分–全体関係の全体にあたる写像。(実装予定)
Examples この写像の具体例となる用例ページのリスト。

文法論的アノテーションのページ

cxは、概念基盤となる写像のタイプごとに、構文ページをまとめたページ。

  • このページのセクションは、概念メタファーを基盤とする隠喩志向構文、概念メトニミーを基盤とする換喩志向構文、等の構文類型の解説と、構文の要素インデックスからなる。
  • このページのサブセクションは、各構文の機能類型の相互関係を解説する。

構文ページ [construction]

  • ページタイトルは、構文構造のスロットにa, b, c, …を入れたもの。最も基本的と考えられる構造を見出しとする。
  • 活用形の差は無視して、構文に含まれる要素の組み合わせによって、1つの構文構造ページを形成する。構造や機能が異なる構文は、Description and Examplesの項で、別個に記述する。
Construction ID 構文構造ページを特定するためのID。構文のElementsをあいうえお順に並べ替え、そのローマ字表記をハイフンでつないだもの。
Description and Examples Constructionごと、またはFunctional Typeごとに構文の特性を記述する。Construction、Mapping Schema、Functional Typeの下に、その構文構造の具体例となる用例ページをリストする。
Construction 構文の文法構造と、概念基盤であるMapping Schemaの要素との対応関係。Mapping Schemaの要素の頭文字によって記述する。
Mapping Schema 概念メタファーを基盤とする場合は「Target = Source ← Generic」。Genericは、SourceとTargetが共有する概念構造。概念メトニミーを基盤とする場合は「Source > Target ← Frame」。 Frameは、SourceとTargetが一部として組み込まれる概念構造。言語化される要素は太字で示す。
Functional Type 構文の機能的な類型。
Related Constructions 構造の要素が重なる他の構文構造ページのリスト。Elementsを含む構文構造ページがリストされる。
Schema 構文構造ページから一般化された、スキーマ的なパターンとなる構文構造。(実装予定)
Elements Schemaに含まれる文法的、語彙的要素。Schemaが特定されていない場合は、ページタイトルに含まれる全ての要素。

構文要素ページ [grammar]

Description 構文要素となる文法的、語彙的要素の言語学的記述。
Related Constructions この要素を含む構文構造ページのリスト。

語用論的アノテーションのページ

修辞的効果は、レトリックの用例で観察される表現効果と、その相互関係を解説したページ。修辞学で記述された現象に加え、具体的な用例観察にもとづいて、新たな効果分類を適宜追加する。

  • このページのセクションは、Jakobson (1960) の言語の6機能のモデルにもとづき、修辞的効果の大分類を「認識的効果」「心情的効果」「対話的効果」「交感的効果」「メタ言語的効果」「詩的効果」に分けて解説する。
  • このページのサブセクションは、関連し合う効果をまとめて解説する。

メタデータのページ

用例の出典は、用例の出典となる作品と著者をまとめたページ。

  • このページのセクションは、作者の一覧と、年代ごとの作者リストを示す。
  • このページのサブセクションは、作者の概要と作品リストを示す。

著者ページ [name]

Description 作者の解説。
Works このコーパスに収録されている用例の出典となる作品のリスト。

作品ページ [piece]

Description 初出、おおよその文字数。可能な場合は『青空文庫』の本文へのリンクを示す。
Reference 出典となる底本の書誌情報。
Examples この作品から収集された用例のページリスト。

表記法

A=B AをBと見る(隠喩的関係、対応関係)
A>B AはBを示す(換喩的関係、指標関係)
A←→B AとBは反対(対比関係)
A/B AとBはあいまい
X XはFocus
(X) (Standard欄で使われる場合)Xは暗示的なStandard
[X] Xは注釈者の補足
中略

用語集

用語名 解説 名前空間
Category 修辞技法のカテゴリーにおけるカテゴリーページへのリンク。複数のカテゴリーに分類される場合は、半角カンマ+スペースでリンクを並列する。 ex
Conceptual Mappings 文字通りの意味と修辞的な意味の写像関係の意味のパターン。Source、Relation、Targetの記述からなる。概念メタファーだけでなく、概念メトニミー、概念コントラストについても起点領域、目標領域という用語を用いる。 ex
Conceptual Mappings (As Source) この意味クラスが起点領域である写像ページのリスト。 source
Conceptual Mappings (As Target) この意味クラスが目標領域である写像ページのリスト。 target
Construction 文法的な構文構造。リンク見出しには、Mapping Schemaの要素との対応関係も、要素の頭文字を用いて記述する。 cx, ex
Construction ID 構文構造ページを特定するためのID。構文のElementsをあいうえお順に並べ替え、そのローマ字表記をハイフンでつないだもの。 cx
Context Focusを際立たせ、Standardを推測する鍵になる表現。Focusの左にあるContextは先行文脈を、右にあるContextは後続文脈を示す。 ex
Definition 分類基準となる一般的な定義特性。必要に応じて、典型例を示すことで、定義を解説する。 category
Description [contrast, metaphor, metonymy] 写像の3要素であるSource、Relation、Targetを記述する。写像、起点領域の意味クラス、目標領域の意味クラスの頻度を示す。[cx] 構文の定義、機能的特性などの解説。[effect] 定義や特徴などの解説。[reference(著者ページ)] 作者の解説。[reference(作品ページ)] 初出、おおよその文字数。可能な場合は『青空文庫』の本文へのリンクを示す。[st] 構文要素となる文法的、語彙的要素の言語学的記述。 contrast, cx, effect, metaphor, metonymy, reference, st
Description and Examples Constructionごと、またはFunctional Typeごとに構文の特性を記述する。Construction、Mapping Schema、Functional Typeの下に、その構文構造の具体例となる用例ページをリストする。 cx
Domain 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「類」。 source, target
Elements Schemaに含まれる文法的、語彙的要素。Schemaが特定されていない場合は、ページタイトルに含まれる全ての要素。 cx
Example ID 各用例を同定するためのID。半角英字1文字+半角数字4文字。 ex
Examples [category] このカテゴリーに分類された用例ページのリスト。[contrast, metaphor, metonymy] この写像の具体例となる用例ページのリスト。[effect] この修辞的効果の具体例となる用例ページのリスト。[fn] この構文機能の具体例となる用例ページのリスト。[reference] この作品から収集された用例のページリスト。 category, contrast, effect, fn, metaphor, metonymy, reference
Examples (As Source) この意味クラスが起点領域である用例ページのリスト。 source
Examples (As Target) この意味クラスが目標領域である用例ページのリスト。 target
Figurative Construction 文法的なcxのパターン。特に、直喩の言語指標のパターンを記述する。概念メタファー、概念メトニミー、概念コントラスト等のスキーマ的な概念構造の一部が、構文によって表現されると考える。 ex
Focus 修辞性が際立っている表現。Focusの表現はSourceの意味を表すことが多い。 ex
Functional Type Constructionの主な修辞的機能。 cx, ex
Functions cxのFunctional Typeや修辞的効果にもとづき、用例によく見られる修辞的な機能を解説する。 category
Group 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「中項目」。 source, target
History and Related Terms 修辞学と関連分野の研究史、および関連する用語について解説する。 category
Hypernyms このカテゴリーの上位カテゴリー。 category
Hyponyms [category] このカテゴリーの下位カテゴリー。[contrast, metaphor, metonymy] この写像を具体事例として包含する、より抽象的な写像ページ。具体–抽象関係の抽象にあたる写像。(実装予定) category, contrast, metaphor, metonymy
Level 一般化のレベル。用例から直接得られた写像には「1」、複数の写像ページから一般化された写像には「2」、Level 2の写像ページから一般化された写像には「3」を与える。(実装予定) contrast, metaphor, metonymy
Mapping ID 写像ページを特定するためのID。写像ページのページ名。SourceとTargetのThesaurus IDをハイフン2つでつないだもの。 contrast, metaphor, metonymy
Mapping Schema 概念メタファーを基盤とする場合は「Target = Source ← Generic」。Genericは、SourceとTargetが共有する概念構造。概念メトニミーを基盤とする場合は「Source > Target ← Frame」。 Frameは、SourceとTargetが一部として組み込まれる概念構造。言語化される要素は太字で示す。 cx, ex
Mapping Type 概念メタファー [metaphor]、概念メトニミー [metonymy]、概念コントラスト [contrast]のいずれであるか。 contrast, metaphor, metonymy
Meronyms この写像をフレーム要素の一部として包含する、より全体的な写像ページ。部分–全体関係の全体にあたる写像。(実装予定) contrast, metaphor, metonymy
Pattern 写像のパターン。SourceとTargetの意味クラスページの対応を、最も具体的な写像の記述とする。(写像の一般化については、写像ページのHypernyms等によって表現する。) ex
Prototype, Schema, and Extension Prototypeは典型例を意味し、典型例が備える性質を記述する。Schemaは、すべての用例に共通する性質。Extensionは、典型例が備える性質のいずれかを欠く拡張例を記述する。 category
Reference 出典となる底本の書誌情報。 reference
Related Categories この修辞的効果が観察される修辞技法のカテゴリーのリスト。 effect
Related Constructions [cx] 構造の要素が重なる他の構文構造ページのリスト。Elementsを含む構文構造ページがリストされる。[fn] この構文機能をもつ構文構造ページのリスト。[st] この要素を含む構文構造ページのリスト。 cx, fn, st
Relation 「=」は概念メタファー、「>」は概念メトニミー、「←→」は概念コントラスト。 contrast, ex, metaphor, metonymy
Rhetorical Effects Focusとなる表現による修辞的効果。効果のタイプの記述に加え、文章によって修辞的な意味解釈の内容を詳しく記述する。 ex
Schema 構文構造ページから一般化された、スキーマ的なパターンとなる構文構造。(実装予定) cx
Section 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類項目」。 source, target
Source 起点領域の意味クラス。リンク見出しは、用例において実現された表現形、ないしはその類義表現形。 contrast, ex, metaphor, metonymy
Source/Target 起点領域/目標領域のいずれとして用いられているか。 source, target
Standard Contextから期待される標準的と思われる表現の候補。Standardは修辞表現の理解を助けるために記述されており、厳密ではない。不明の場合には空白にされる。丸括弧はStandardがテキスト中に現れていないことを示し、丸括弧の無いStandardは、StandardがTextのなかで言語化されていることを示す(直喩・シミリ (simile)の場合など)。 ex
Synonyms 『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「段落番号」に含まれる語のリスト。用例ページのリンク見出しは、Synonymsに掲載されているいずれかの語。『分類語彙表–増補改訂版–』に掲載されていないが、意味記述の上で必要である語句は、Synonymsの別箇条として追加している。 source, target
Synonyms 用例ページでの写像の具体的な実現形。用例ページにおける写像ページへのリンク見出し。 contrast, metaphor, metonymy
Synonyms このカテゴリーと同じような意味合いで用いられているカテゴリー。 category
Target 目標領域の意味クラス。リンク見出しは、目標領域の要素を表す表現形で、用例のContextから推測される最も具体的なもの。 contrast, ex, metaphor, metonymy
Text レトリックを理解するために必要になるテクストの全体。中略は(…)で示す。Focusには下線が引かれる。難読漢字(なんどくかんじ)には全角丸括弧で振り仮名がつけられる。Textの末尾には、用例の出典となる作品の著者と作品名、ページ数が付与される。 ex
Thesaurus ID シソーラス上で各段落番号を特定するためのID。『分類語彙表-増補改訂版データベース』の「分類番号」にハイフンで「段落番号」をつないだもの。 source, target
Works このコーパスに収録されている用例の出典となる作品のリスト。 reference
最終更新: 2024/02/21 17:56