ex:a0758

「木彫のような顔をした婆さん」

「木彫のような顔をした婆さん」

Page Type Example
Example ID a0758
Author 幸田露伴
Piece 「観画談」
Reference 『幸田露伴』
Pages in Reference 108

Text

傘を拡げながら振返って見ると、木彫のような顔をした婆さんはまだこちらを見ていたが、妙にその顔が眼にしみ付いた。

Context Focus Standard Context
木彫 婆さん

  • 先行文脈に「土間の左側の茶の間から首を出したのは、六十か七十か知れぬ白髪の油気の無い、火を付けたら心よく燃えそうに乱れ立つたモヤモヤ頭な婆さんで、皺だらけの黄色い顔の婆さんだった」とある。

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 木彫 = ばあさん 老=刻み

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source
B Elaboration
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A の[ような] B の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
2 A [の]ような B 様-類似-連体形
3 B を[した] C を-用法未定義
4 B [を]した C する(する)

Pragmatics
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)