列挙法 (enumeration) は、あるものごとの要素にあたることばを、つぎつぎと並べるレトリック。

並べる要素が、典型例から周辺例に急激に移っていく、以下のような用例がある。

• 「喜びや悲しみや歎（なげ）きや夢や嚔（くしゃみ）やムニャムニャや」

列挙は、一般概念についての例示である。したがって、列挙される成員は、何らかのカテゴリーの成員である。この点で、列挙は、特定のカテゴリー化を背景としている。

「…や…や」、「…であれ…であれ」など、例を列挙するためによく使われる構文がある。

• 『ふき出しのレトリック』で調べる