index:metonymy

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
index:metonymy [2018/11/18 14:39]
tk
index:metonymy [2019/09/26 18:17] (現在)
tk
ライン 1: ライン 1:
 ====== 概念メトニミー ====== ====== 概念メトニミー ======
  
-比喩写像には、概念メタファーと概念メトニミーが区別される。+== Description ==
  
-概念メトニミーのタイプ以下通り+概念メトニミー ​(conceptual metonymy) は、ある概念領域領域をフレームとする要素間関係集合である。概念メトニミーにもとづく主なレトリックとして、[[category:​metonymy]]、[[category:​synecdoche]]、[[category:​metalepsis]]、[[category:​transferred-epithet]]、[[category:​inverted-epithet]]などが挙げられるが、これらに限られず、概念メトニミーはたらきはさまざまなレトリックで観察される
  
-{{topic>​index:​metonymy}}+概念メトニミーの概念は、概念メタファーから派生的に導かれたものである。基本的な想定は、換喩にも、隠喩と同じように、概念レベルでの一般的パターンがあるだろう、というものである。
  
 +概念メトニミーは、伝統的な修辞学分類に非常に近い。例えば、部分>​全体、衣服>​人物、地名>​産物といったような分類が、修辞学ではなされてきた。これは、換喩表現に共通してみられる意味的なパターンを抽出しているとみなすことができる。しかし、ボトムアップに用例を収集していくと、従来の分類にはあてはめにくいものも多く見られる。従来の理論は概して抽象的なレベルでの分類を行っている。このコーパスでは、個別の用例レベルで意味クラスを記述し、換喩の写像関係を捉えていくことで、概念メトニミーを帰納的に導出することを目指す。
 +
 +== Patterns ==
  
----- 
 {{count>​index:​metonymy}} {{count>​index:​metonymy}}
 +
 +{{topic>​index:​metonymy}}
最終更新: 2019/08/01 14:42 (外部編集)