index:effect

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
index:effect [2024/02/13 10:45]
tk [詩的効果]
index:effect [2024/02/13 10:46] (現在)
tk [修辞的効果]
ライン 1: ライン 1:
 ====== 修辞的効果 ====== ====== 修辞的効果 ======
- 
-<WRAP center round important 60%> 
-※このページはアップデート作業中です。 
-</​WRAP>​ 
  
 レトリックの主な目的は、表現法を工夫することで、受け手に何らかの効果を与えることです。効果を分析するというのは、ある言語表現を使うことによって、その結果として受け手に何が起こるのかを分析することだと言えます。修辞的効果とは、レトリックによる表現効果です。修辞的効果としては、例えば、自然現象がまるで人間の感情をもっているかのように感じられる、表現が簡潔になり伝達する意味が凝縮される、アイロニカルな調子が出る、反復による音楽的な効果が出る、などがあります。 レトリックの主な目的は、表現法を工夫することで、受け手に何らかの効果を与えることです。効果を分析するというのは、ある言語表現を使うことによって、その結果として受け手に何が起こるのかを分析することだと言えます。修辞的効果とは、レトリックによる表現効果です。修辞的効果としては、例えば、自然現象がまるで人間の感情をもっているかのように感じられる、表現が簡潔になり伝達する意味が凝縮される、アイロニカルな調子が出る、反復による音楽的な効果が出る、などがあります。
ライン 335: ライン 331:
 表現形式の等価性(ないしは反復)を前景化すると、意味ではなく、形式の価値を引き出すことができます。表現の形式の価値を引き出すのが詩的効果です。 表現形式の等価性(ないしは反復)を前景化すると、意味ではなく、形式の価値を引き出すことができます。表現の形式の価値を引き出すのが詩的効果です。
  
-=== 類像性 === 
- 
-[[category:​iconicity]]はある発話の意味論的(「内容」)レベルと統語論的(「形式」)レベルの間の調和です。 
- 
-  * [[category:​sound-symbolism]]はその語の意味と何らかのつながりがあると感じられる音です。 
-  * [[category:​onomatoeia]]はオノマトペを用いて感覚的に伝達する表現法です。 
-  * [[category:​epizeuxis]]は同じ語句を繰り返すことによって強調性を高める修辞法です。 
-  * [[category:​diacope]]は同一の行または文の中で同じことばをくりかえして強調効果をはかる修辞技法です。 
  
 === 反復 === === 反復 ===
ライン 361: ライン 349:
   * [[category:​polyptoton]]は同一文章内で同じ語を屈折変化させて反復する修辞法です。   * [[category:​polyptoton]]は同一文章内で同じ語を屈折変化させて反復する修辞法です。
   * [[category:​paronomasia]]は音の同じ語や類似した語を重ねて用い、意味の荘重さ・対照的なおもしろ味・意外さなどの効果を狙う修辞法です。   * [[category:​paronomasia]]は音の同じ語や類似した語を重ねて用い、意味の荘重さ・対照的なおもしろ味・意外さなどの効果を狙う修辞法です。
 +
 +
 +
 +=== 類像性 ===
 +
 +[[category:​iconicity]]はある発話の意味論的(「内容」)レベルと統語論的(「形式」)レベルの間の調和です。
 +
 +  * [[category:​sound-symbolism]]はその語の意味と何らかのつながりがあると感じられる音です。
 +  * [[category:​onomatoeia]]はオノマトペを用いて感覚的に伝達する表現法です。
 +  * [[category:​epizeuxis]]は同じ語句を繰り返すことによって強調性を高める修辞法です。
 +  * [[category:​diacope]]は同一の行または文の中で同じことばをくりかえして強調効果をはかる修辞技法です。
 +
  
 === ことば遊び === === ことば遊び ===
最終更新: 2024/02/13 10:45