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tk [枠組み]
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 レトリックは、広い意味では効果的な言語使用だと言えます。そのなかでも、慣習的な用法にはない、新鮮な表現の方法は「文彩」とよばれ、修辞学で注目されてきました。文彩の研究は一種の分類学で、昆虫や植物、魚の分類が、専門家にしか分からない細かな特徴と難解な用語によって構成されているように、文彩の分類は、言語がみせる様々な働きを捉える分析と無数の用語から成り立っています。本コーパスには図がありませんが、分類を図鑑のようにながめるのは、楽しいものです。これまでに目にしたことがある、気になる表現法には、名前があったのだということが分かります。 レトリックは、広い意味では効果的な言語使用だと言えます。そのなかでも、慣習的な用法にはない、新鮮な表現の方法は「文彩」とよばれ、修辞学で注目されてきました。文彩の研究は一種の分類学で、昆虫や植物、魚の分類が、専門家にしか分からない細かな特徴と難解な用語によって構成されているように、文彩の分類は、言語がみせる様々な働きを捉える分析と無数の用語から成り立っています。本コーパスには図がありませんが、分類を図鑑のようにながめるのは、楽しいものです。これまでに目にしたことがある、気になる表現法には、名前があったのだということが分かります。
  
-このページでは用例の修辞学的アノテーションについて述べています。また、アノテーションの体系を示すために、レトリックの分類を記述しています。+このページでは用例の修辞学的アノテーションについて述べています。
  
  
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-修辞学的アノテーションは、意味論的アノテーション、文法論的アノテーション、語用論的アノテーションの内容を、修辞学の用語によって分類したメタアノテーション(アノテーションについてのアノテーション)です。レトリックの分類には、多くの修辞学の辞典に掲載されている約300個の用語からなる[[index:​category#​修辞学用語リスト|修辞学用語リスト]]を用いています。このリストは網羅的なものではなく、拡張する可能性があります。+修辞学的アノテーションは、意味論的アノテーション、文法論的アノテーション、語用論的アノテーションの内容を、修辞学の用語によって分類したメタアノテーション(アノテーションについてのアノテーション)です。レトリックの分類には、多くの修辞学の辞典に掲載されている約300個の用語からなる[[index:​category#​修辞学用語一覧]]を用いています。このリストは網羅的なものではなく、拡張する可能性があります。
  
 定説と言えるほど確立された定義が無い用語も多いため、それぞれの用語のページには、そのレトリックの定義、上位語・類義語・下位語、特徴、機能、歴史と関連用語、文献で挙げられている例を、先行研究にもとづいて記述しています。例としては、[[category:​allusion]]のページを参照してください。 定説と言えるほど確立された定義が無い用語も多いため、それぞれの用語のページには、そのレトリックの定義、上位語・類義語・下位語、特徴、機能、歴史と関連用語、文献で挙げられている例を、先行研究にもとづいて記述しています。例としては、[[category:​allusion]]のページを参照してください。
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-===== 修辞技法のリスト ​=====+===== アノテーション結果 ​=====
  
 ※用例数は2024年1月22日現在 ※用例数は2024年1月22日現在
最終更新: 2024/02/09 14:13