ex:a2151
「鋲の打ってない靴の底はずるずる赤土の上を滑りはじめた」
以前のリビジョンの文書です
lv5-「鋲の打ってない靴の底はずるずる赤土の上を滑りはじめた」
Example ID | a2151 |
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Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「鋲の打ってない靴の底はずるずる赤土の上を滑りはじめた。」(梶井基次郎「路上」: 229)
Context | Focus | Standard | Context |
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鋲の打ってない | 靴の底 | (自分) | はずるずる…滑りはじめた |
- 部分で人を指す換喩が連続している。滑り落ちるとき、自分では制御できないことを表しているのか。
Conceptual Mappings
Figurative Construction
Construction | |
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Mapping Schema | |
Functional Type |
Rhetorical Effects
- ゲシュタルト崩壊 自分では制御できないことを表すために、靴の底という自分ではないものを主語にして表現している。
最終更新: 2019/09/20 15:48