ex:a2123

「草の葉のように揺れているもの」

以前のリビジョンの文書です


「その草の葉」

Example ID a2123
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「心の休み場所——とは感じないまでも何か心の休まっている瞬間をそこに見出すことがあった。以前自分はよく野原などでこんな気持を経験したことがある。それはごくほのかな気持ではあったが、風に吹かれている草などを見つめているうちに、いつか自分の裡(うち)にもちょうどその草の葉のように揺れているもののあるのを感じる。」(梶井基次郎「泥濘」: 210)

Context Focus Standard Context
その草の葉 (気持ち) 揺れている
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
その草の葉 = 気持ち 揺れている
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure ちょうど…のように
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)