ex:a2114

「嘘の火焔」

以前のリビジョンの文書です


「火焔」

Example ID a2114
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「私たち三人は兄弟だ。きょうここで逢ったからには、死ぬるとも離れるでない。いまにきっと私たちの天下が来るのだ。私は芸術家だ。仙術太郎氏の半生と喧嘩次郎兵衛氏の半生とそれから僭越ながら私の半生と三つの生きかたの模範を世人に書いて送ってやろう。かまうものか。嘘の三郎の嘘の火焔はこのへんからその極点に達した。」(太宰治「ロマネスク」: 60)

Context Focus Standard Context
火焔 (嘘)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
火焔 = 嘘=火焔
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)