ex:a1963
「本といふよりも寧ろ世紀末それ自身だつた」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「本といふよりも寧ろ世紀末それ自身だつた」
Example ID | a1963 |
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Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「そのうちに日の暮は迫り出した。しかし彼は熱心に本の背文字を読みつづけた。そこに並んでゐるのは本といふよりも寧ろ世紀末それ自身だつた。ニイチエ、ヴエルレエン、ゴンクウル兄弟、ダスタエフスキイ、ハウプトマン、フロオベエル、……」(芥川龍之介「或阿呆の一生」: 399)
Context | Focus | Standard | Context |
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世紀末それ自身 | 本 |
Conceptual Mappings
Source | Relation | Target | Pattern |
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世紀末 | > | 本 | 本>作者の生きた時代 |
Figurative Construction
Construction | TというよりもむしろSそれ自身 |
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Mapping Schema | |
Functional Type | fn |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/22 20:07