ex:a1915

「白い着物はすぐ顔の傍へ来た」

「白い着物はすぐ顔の傍へ来た」

Page Type Example
Example ID a1915
Author 夏目漱石
Piece 「思い出すことなど」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 393

Text

「時には手も足も頭も動かさないのに、眠りが尽きてふと眼を開けさえすれば、白い着物はすぐ顔の傍へ来た。」

Context Focus Standard Context
白い着物 (白い着物を着た看護師) はすぐ顔の傍へ来た

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 着物 > 看護師 服>薬剤師

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
心理描写 (psychological-description) 目にはいった着物の色のみを示すことで、眠りから覚めたばかりの意識がはっきりしていない時点での視界のぼんやりとした様子を描く。
側写法 (metalepsis) 寝起きでぼんやりした状態の当該人物の視座をとり、その人物が誰であるのかがわからず、あたかも着物だけが動いてそばへやってきたかのように感じさせる。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)