ex:a1719
「よそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられるようなものだ」
以前のリビジョンの文書です
lv1-「よそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられるようなものだ」
| Example ID | a1719 |
|---|---|
| Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「けれども爆弾という奴は、落下音こそ小さく低いが、ザアという雨降りの音のようなただ一本の棒をひき、此奴が最後に地軸もろとも引裂くような爆発音を起す（…）。おまけに飛行機の高度が高いので、ブンブンという頭上通過の米機の音も至極かすかに何食わぬ風に響いていて、それはまるでよそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられるようなものだ。」（坂口安吾「白痴」: 272）
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| よそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられる | （爆弾の投下） |
Conceptual Mappings
| Source | Relation | Target | Pattern |
|---|---|---|---|
| よそ見をしている怪物に大きな斧で殴りつけられる［ようなものだ］ | = | 爆弾の投下 | よそ見をしている、爆弾=斧|殴る |
Figurative Constructions
| Construction | 隠喩性構文 |
|---|---|
| Structure | まるで…ようなものだ |
| Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:38 (外部編集)