ex:a1708

「彼には忘れ得ぬ二つの白痴の顔があった」

以前のリビジョンの文書です


「には忘れ得ぬ二つの白痴の顔があった」

Example ID a1708
Category 換喩・メトニミー (metonymy)
Text

「彼には忘れ得ぬ二つの白痴のがあった。街角を曲る時だの、会社の階段を登る時だの、電車の人ごみを脱けでる時だの、はからざる随所に二つの顔をふと思いだし、そのたびに彼の一切の思念が凍り、そして一瞬の逆上が絶望的に凍りついているのであった。」(坂口安吾「白痴」: 270)

Context Focus Standard Context
忘れ得ぬ二つの白痴の (表情)
  • 同一ページに同じレトリックが使われている
Conceptual Mapping
Source Relation Target Pattern
> 表情 顔>表情
Figurative Marker
Marker Elements
Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:38 (外部編集)