ex:a1566

「無心であったが、充満していた」

「無心であったが、充満していた」

Page Type Example
Example ID a1566
Author 坂口安吾
Piece 「堕落論」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 224

Text

あの偉大な破壊の下では、運命はあったが、堕落はなかった。無心であったが、充満していた

Context Focus Standard Context
無心であったが、充満していた ()

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 無心 ←→ 充満した 無心<-->満満

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
逆説・パラドクス (paradox) 普段の心の働きにはない、無心に生きることに打ち込む心理を「無心」と「充満」という矛盾関係にある両者を共に肯定することで表現している。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)