ex:a1353
「ふらふらと道をかえて知らない街へさまよいこむような悲しさ」
以前のリビジョンの文書です
lv1-「ふらふらと道をかえて知らない街へさまよいこむような悲しさ」
| Example ID | a1353 |
|---|---|
| Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「私は幼稚園のときから、もうふらふらと道をかえて、知らない街へさまよいこむような悲しさに憑かれていたが、学校を休み、松の下の茱萸(ぐみ)の藪陰にねて空を見ている私は、虚しく、いつも切なかった。」(坂口安吾「石の思い」: 91)
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| ふらふらと道をかえて、知らない街へさまよいこむ | () |
- 「感じ」「気持ち」などを描写する、スタンダードが不明な直喩である。
Conceptual Mappings
| Source | Relation | Target | Pattern |
|---|---|---|---|
| ふらふらと道をかえて、知らない街へさまよいこむ | = | target | 悲しい |
Figurative Constructions
| Construction | 隠喩性構文 |
|---|---|
| Structure | ような |
| Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:37 (外部編集)
