ex:a1341

「ピュウピュウと悲鳴のように空の鳴る吹雪」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「ピュウピュウと悲鳴のように空の鳴る吹雪」

Example ID a1341
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「知らない人は吹雪の激しさを思うようだが、ピュウピュウと悲鳴のように空の鳴る吹雪よりも、あらゆる音というものが完全に絶え、音の真空状態というものの底へ落ちた雪のふりつむ夜のむなしさは切ないものだ。ああ、又、深雪だなと思う。」(坂口安吾「石の思い」: 89)

Context Focus Standard Context
悲鳴 (吹雪の音)
  • 「悲鳴」は吹雪の音を喩えている。
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
悲鳴 = 風声 風の音=人の声
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure のように
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:37 (外部編集)