ex:a1283

「新しい客の持って来た空気」

「新しい客の持って来た空気」

Page Type Example
Example ID a1283
Author 梶井基次郎
Piece 「ある崖上の感情」
Reference 『梶井基次郎』
Pages in Reference 93

Text

『僕は一度こんな小説を読んだことがある』 聴き手であった方の青年が、新しい客の持って来た空気から、話をまたもとへ戻した。

Context Focus Standard Context
空気 (雰囲気)

  • 「彼らがそんな話をしていたとき、扉をあけて二人の西洋人がは入って来た」という文脈がある。

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 空気 = 雰囲気 気配=空気

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
カテゴリー転換 (-) 「新しい客」のもつ雰囲気が、彼らを取り囲む物理的な存在(=空気)として、具体化されている。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)