ex:a1259

「絶えず揺れ動く一つのまぼろしを見るようである」

以前のリビジョンの文書です


lv1-「絶えず揺れ動く一つのまぼろしを見るようである」

Example ID a1259
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「この瀬にはことにたくさんの河鹿がいた。その声は瀬をどよもして響いていた。遠くの方から風の渡るように響いて来る。(……)その伝播は微妙で、絶えず湧き起り絶えず揺れ動く一つのまぼろしを見るようである。」(梶井基次郎「交尾」: 67)

Context Focus Standard Context
絶えず湧き起り絶えず揺れ動く一つのまぼろし (カエルの鳴き声の伝播)
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure を見るようである
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:37 (外部編集)