ex:a1106

「得体(えたい)の知れない混沌を捏(こ)ね出そうとするかのように」

以前のリビジョンの文書です


lv1-「得体(えたい)の知れない混沌を捏(こ)ね出そうとするかのように」

Example ID a1106
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「したがって、その文章法なぞも、ひどくロジカルにこねくり廻された言葉のあやによって、得体(えたい)の知れない混沌を捏(こ)ね出そうとするかのように見受けられる。」(坂口安吾「FARCEに就て」: 60-61)

Context Focus Standard Context
混沌を 捏ね出そう (生み出そう)
  • 「言葉をこねくり回す」という慣用句を拡張し、意味もさらに拡張する。
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
捏ね出そう = 生み出そう 生成
Figurative Constructions
Construction
Structure
Function
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)