ex:a1058

「さながら万事を打ち捨てて、私の前に魂を投げ出しているようであった」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「さながら万事を打ち捨てて、私の前に魂を投げ出しているようであった」

Example ID a1058
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「昨夜のような派手な勝ち気な悧発(りはつ)な女が、どうしてこう云う憂鬱な、殊勝な姿を見せることが出来るのであろう。さながら万事を打ち捨てて、私の前に魂を投げ出しているようであった。」(谷崎潤一郎「秘密」: 48)

Context Focus Standard Context
万事を打ち捨てて、私の前に魂を投げ出している ()
  • Caution!
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
投げ出す = 未分類 表出
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure さながら…ようであった
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)