ex:a1050
「提灯の火が一つ動き出して」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「提灯の火が一つ動き出して」
Example ID | a1050 |
---|---|
Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「こう思って暫く彳(たたず)んでいると、やがて吾妻橋(あずまばし)の方の暗闇から、赤い提灯の火が一つ動き出して、がらがらがらと街鉄(がいてつ)の鋪(し)き石の上を駛走(しそう)して来た旧式な相乗りの俥(くるま)がぴたりと私の前で止まった。」(谷崎潤一郎「秘密」: 44)
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
提灯の火 | (俥) | が一つ動き出して |
- 徐々に見えが確定していく様子を描写している
- 俥は人力車を指す
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction | |
---|---|
Structure | |
Function |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)