ex:a0603

「眼の前の停車場がずるずると後ずさりを始める」

以前のリビジョンの文書です


「ずるずると後ずさりを始める」

Example ID a0603
Category 虚構表現 (fictive expression)
Text

「私はかすかな心の寛ぎを感じながら、後の窓枠へ頭をもたせて、眼の前の停車場がずるずると後ずさりを始めるのを待つともなく待ちかまえていた。」(芥川龍之介「蜜柑」: 20)

Context Focus Standard Context
ずるずると後ずさりを始める (後ろへ離れていく) 停車場が
Conceptual Mapping
Figurative Marker
Marker Elements
Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:34 (外部編集)