ex:a0596

「渡し船は水底を衝(つ)いて往復して居た」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「渡し船は水底を衝(つ)いて往復して居た」

Example ID a0596
Category 換喩・メトニミー (metonymy)
Text

「小さな渡し船は、川幅よりも長そうな荷足(にた)りや伝馬(てんま)が、幾艘も縦に列んでいる間を縫いながら、二(ふ)た竿三竿ばかりちょろちょろと水底を衝(つ)いて往復して居た。」(谷崎潤一郎「秘密」: 26)

Context Focus Standard Context
小さな 渡し船 (船頭) は…水底を衝(つ)いて往復して居た
  • 「渡し船」が「縫いながら」「水底を衝いて」の両者にかかるくびき語法とも解釈できる
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
渡し舟 > 船頭 渡し舟>航海士
Figurative Constructions
Construction
Structure
Function
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:34 (外部編集)