ex:a0577
「彼の口さえなかったとしたら」
以前のリビジョンの文書です
lv5-「彼の口さえなかったとしたら」
Example ID | a0577 |
---|---|
Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「問題は彼の口である。すなわち、前段で述べたような会話がまだ寒原家の一室で取り交わされている時分に、この宿命的な不幸はもはや村一面に流布していた。もし彼の口さえなかったとしたら——」(坂口安吾「村のひと騒ぎ」: 23)
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
彼の | 口 | (話すこと) | さえなかったら |
- 同一ページに同じ表現がある。
Conceptual Mappings
Figurative Construction
Construction | |
---|---|
Mapping Schema | |
Functional Type |
Rhetorical Effects
- effect 注射器と対になるものとして、「話すこと」を口という名詞で表現している。
最終更新: 2019/09/06 20:58