ex:a0537
「獣の背は走つて行く」
以前のリビジョンの文書です
lv5-「獣の背は走つて行く」
Example ID | a0537 |
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Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「やつと、追ひついた二人の従者は、逃げてゆく狐の行方を眺めながら、手を拍つて囃し立てた。落葉のやうな色をしたその獣の背は、夕日の中を、まつしぐらに、木の根石くれの嫌ひなく、何処までも、走つて行く。」(芥川龍之介「芋粥」: 69)
Context | Focus | Standard | Context |
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獣の | 背 | (獣) | は…走つて行く |
Conceptual Mappings
Figurative Construction
Rhetorical Effects
- effect 獣の背しか見えない従者の視点にたった描写であり、読者に臨場感を与える。
最終更新: 2019/09/06 20:58