ex:a0382

「機躡(まねき)が忙しく上下往来する」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「機躡(まねき)が忙しく上下往来する」

Example ID a0382
Category 生気修飾
Text

「飛衛は新入の門人に、まず瞬(またた)きせざることを学べと命じた。紀昌は家に帰り、妻の機織台(はたおりだい)の下に潜(もぐ)り込(こ)んで、そこに仰向(あおむ)けにひっくり返った。眼(め)とすれすれに機躡(まねき)が忙しく上下往来するのをじっと瞬かずに見詰めていようという工夫である。」(中島敦「名人伝」: 9)

Context Focus Standard Context
機躡が 忙しく (止まることなく) 上下往来する
  • 「機躡(まねき)」は「招木」とも書く。織機の道具の一つで、足の親指で踏んで綜 (あぜ) を上下させる板。
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
人間 = 機織り 様態
Figurative Constructions
Construction
Structure
Function
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:33 (外部編集)