ex:a0200
「わんわん鳴けば犬も同然な奴」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「わんわん鳴けば犬も同然な奴」
Example ID | a0200 |
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Category | 列挙法・列挙・列叙 (enumeration), 直喩・シミリ (simile) |
Text
「『じゃ何と云うんだ』『ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被(ねこっかぶ)りの、香具師(やし)の、モモンガーの、岡っ引きの、わんわん鳴けば犬も同然な奴とでも云うがいい』『おれには、そう舌は廻らない。君は能弁だ。第一単語を大変たくさん知ってる。それで演舌(えんぜつ)が出来ないのは不思議だ』『なにこれは喧嘩けんかのときに使おうと思って、用心のために取っておく言葉さ。演舌となっちゃ、こうは出ない』『そうかな、しかしぺらぺら出るぜ。もう一遍やって見たまえ』」(夏目漱石「坊ちゃん」: 155)
Context | Focus | Standard | Context |
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わんわん鳴けば | 犬 | 奴 |
- 「ペテン師」「猫被り」など、人間を貶める表現の列挙に、時折「モモンガー」「犬」などの動物が混じる。
Conceptual Mappings
Figurative Construction
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/09/23 15:05