ex:a0048

「ひょっとこは襦袢を出している」

以前のリビジョンの文書です


lv5-「ひょっとこは襦袢を出している」

Example ID a0048
Category 換喩・メトニミー (metonymy)
Text

「船の上では、ひょっとこの面をかぶった背の低い男が、吹流しの下で、馬鹿踊を踊っているのである。 ひょっとこは、秩父銘仙の両肌をぬいで、友禅の胴へむき身絞りの袖をつけた、派手な襦袢を出している。」(芥川龍之介「ひょっとこ」: 250)

Context Focus Standard Context
ひょっとこ (ひょっとこをかぶった人) は…襦袢を出している
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
ひょっとこ > 面>人間
Figurative Construction
Construction
Functional Type
Rhetorical Effects
  • 短縮 ひょっとこのお面を被った人間という表現を短縮している。
  • 無生物化 ひょっとこを主語にすることで、非人間的な印象を与える。
最終更新: 2019/08/18 11:34