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「腹は水素瓦斯(ガス)を抜いた風船のように縮んでしまいました」

Page Type Example
Example ID a1928
Author 芥川龍之介
Piece 「河童」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 321

Text

そこにい合わせた産婆はたちまち細君の生殖器へ太い硝子の管を突きこみ、何か液体を注射しました。すると細君はほっとしたように太い息をもらしました。同時にまた今まで大きかった腹は水素瓦斯(ガス)を抜いた風船のようにへたへたと縮んでしまいました。

Context Focus Standard Context
水素瓦斯(ガス)を抜いた風船 (縮んでしまいました)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 風船 = metaphor--1.4570-12--.5602-9

Grammar

Construction AはBのようにC-D
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source
C Elaboration
D Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A D は-既出のものに関する判断の主題
2 B の[ように] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
3 B [の]ように C 様-類似-連用形
4 C - D 統語関係

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 萎んだお腹の形状をガスが抜けた風船のイメージによって表現する。
人物描写 (description of a character) 産婆が液体を注入することでお腹が萎んだ様子を描く。