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「五位は、呆れたやうに、口を開いて見せた」

Page Type Example
Example ID a0681
Author 芥川龍之介
Piece 「芋粥」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 74

Text

『何とも驚き入る外は、ござらぬのう。』五位は、赤鼻を掻きながら、ちよいと、頭を下げて、それから、わざとらしく、呆れたやうに、口を開いて見せた。

Context Focus Standard Context
五位は 呆れた 口を開いて見せた

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 あきれる = 口を開く しゃべる=あきれる

Grammar

Construction AはBようにC
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Elaboration
B Source
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-既出のものに関する判断の主題
2 B ように C 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 驚いたふうを装うために口を開いた様子について、呆れた時の典型的な口の開きを想起させ、具体的な開き方の様態をわかりやすく具体的に表現する。
人物描写 (description of a character) 呆れたときの典型的な口の開き方を参照させることで、五位の表情を描いている。