目次

「若い主人はアヤツリのようにうなだれて」

Page Type Example
Example ID a0269
Author 夢野久作
Piece 「いなか、の、じけん」
Reference 『夢野久作全集第1』
Pages in Reference 55

Text

しかしいくら小突かれても若い主人はアヤツリのようにうなだれて、首をグラグラさせるばかりであった。

Context Focus Standard Context
アヤツリ 若い主人 のようにうなだれて

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 操り人形 = 主人 あるじ=人形

Grammar

Construction AはBのようにC
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source
C Elaboration

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-既出のものに関する判断の主題
2 B の[ように] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
3 B [の]ように C 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
アナロジー・類推 (analogy) 操り人形と人形師との関係をもとに、小突かれる主人と小突いている人との関係が分かりやすく表現されている。
誇張法 (hyperbole) 意志をもたない操り人形になぞらえることで、主人が小突かれるままに身を任せている様が強調されている。
人物描写 (description of a character) 小突かれるままに身を任せる主人のあり様が描かれている。
擬物法・結晶法 (hypostatization) 無生物である操り人形になぞらえることで、主人の生気・意志のなさが描かれている。