目次

「桃川如燕以後の猫か、グレーの金魚を偸んだ猫くらいの資格は充分ある」

Page Type Example
Example ID a1321
Author 夏目漱石
Piece 「吾輩は猫である」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 235

Text

吾輩もこの頃では普通一般の猫ではない。まず桃川如燕以後の猫か、グレーの金魚を偸んだ猫くらいの資格は充分あると思う。

Context Focus Standard Context
桃川如燕以後の猫か、グレーの金魚を偸んだ猫 () くらいの資格

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Elaboration
B Source
C Source
D Elaboration
E Elaboration

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A E も-既知のものと同様(主語)
2 B CかくらいのD か-推定
3 C か[くらいの] D か-推定
4 C [か]くらい[の] D =-くらい・-ぐらい(くらい・ぐらい)
5 C [かくらい]の D の-範囲・領域
6 D E は-既出のものに関する判断の主題

Pragmatics

桃川如燕(ももかわじょえん)は、講釈師の名跡。また、詩人トーマス・グレイは、愛猫家として有名なホレス・ウォルポールの愛猫セリマが金魚鉢で溺れて死んだ際、ウォルポールの嘆きをもとに、猫に捧げる詩を書いたという逸話がある。 |