目次

「枯萱山(かれかれやま)が夜になると黒ぐろとした畏怖に変わった」

Page Type Example
Example ID a1214
Author 梶井基次郎
Piece 「闇の絵巻」
Reference 『梶井基次郎』
Pages in Reference 49

Text

昼間は金毛の兎が遊んでいるように見える谿(たに)向こうの枯萱山(かれかれやま)が、夜になると黒ぐろとした畏怖に変わった。

Context Focus Standard Context
黒ぐろとした 畏怖 (畏怖を抱かせる山) に変わった

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 畏怖 > 枯れ山 恐れ>庭園

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
省略法・省略 (ellipsis) 畏怖を抱かせる山というと長いので、畏怖という抽象名詞のみで短く表現している。
心理描写 (psychological-description) 「夜の山」が主人公にとってどのような感情を抱かせるものであるかを効果的に表現する。
転移修飾語 (transferred epithet) 「黒々とした」は意味的には山を修飾する。しかし文法的に「畏怖」を修飾することで、感情にも色があるような印象を与える。