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「明敏なること触鬚(しょくしゅ)のごとき諸君」

Page Type Example
Example ID a0813
Author 坂口安吾
Piece 「風博士」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 13

Text

而して諸君、再び明敏なること触鬚(しょくしゅ)のごとき諸君よ。

Context Focus Standard Context
明敏なること 触鬚 諸君

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 触鬚 = 諸君 汝=触角

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Elaboration
B Source
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A なる[こと] B なり-指定-連体形
2 A [なる]こと B 事(こと)
3 B の[ごとき] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
4 B [の]ごとき C ごとし-類似-連体形

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 明敏に外界の情報を知覚する感覚器官である触手に人々を比することで、人々が他人の情報に対して示す敏感さが感じられる。
評価 (evaluation) 触手にたとえて情報感度の高さを示すことで、「諸君」を肯定的に評価している。