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「高尚なること槲(かしわ)の木のごとき諸君よ」

Page Type Example
Example ID a0810
Author 坂口安吾
Piece 「風博士」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 11

Text

高尚なること槲(かしわ)の木のごとき諸君よ、諸君はなにゆえ彼ごとき陋劣漢(ろうれつかん)を地上より埋没せしめんと願はざる乎。

Context Focus Standard Context
高尚なること 槲の木 諸君

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 かしわ = 諸君 汝=ぶな

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Elaboration
B Source
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A なる[こと] B なり-指定-連体形
2 A [なる]こと B 事(こと)
3 B の[ごとき] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
4 B [の]ごとき C ごとし-類似-連体形

Pragmatics

Category Effect
評価 (evaluation) カシワの木は新芽が出るまで古い葉が落葉しないという性質から縁起物と見られている。そのような肯定的な評価を当該人物たちに付与する。
人物描写 (description of a character) カシワの木になぞらえることで、当該人物たちの気高さを感じさせる。