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「蠅程の注意も払はない」

Page Type Example
Example ID a0670
Author 芥川龍之介
Piece 「芋粥」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 51

Text

侍所にゐる連中は、五位に対して、殆(ほとん)ど蠅程の注意も払はない。

Context Focus Standard Context
(注意)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 はえ > 些細 蚊>ささやか

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-既出のものに関する判断の主題
2 ほとんど B ほとんど(ほとんど)
3 B ほど C ほど-動作や状態の程度
4 C ない ない(ない)

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 五位に対する人々の関心について、非人間である蠅を持ち出してその程度の低さを具体的に指定する。
誇張法 (hyperbole) 非人間である蠅を持ち出すことで、人々が五位に向ける注意の低さが際立たせられている。
人物描写 (description of a character) 周囲の人たちとの関係性について五位がどのような人物であるかを描いている。