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「つくいきはふいごのようです」

Page Type Example
Example ID a0128
Author 宮沢賢治
Piece 「よだかの星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 44

Text

寒さにいきはむねに白く凍(こお)りました。空気がうすくなった為に、はねをそれはそれはせわしくうごかさなければなりませんでした。それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません。つくいきはふいごのようです。

Context Focus Standard Context
ふいご いき

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 ふいご = いき 舌打ち=ふいご

Grammar

Construction AはBのようです
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A B は-一般的事物に対する判断の主題
2 B の[ようです] の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
3 B [の]ようです 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 製鉄時に風を送り込むふいごになぞらえることで、寒さの中にありながら、羽を動かし続けていることによって、体と息があたかも製鉄の熱のような非常な高温になっているように感じられる様子が感覚的に想起される。
明晰 (clarity) ふいごになぞらえることで、体と息が非常に高温になっているということが分かりやすく描かれている。