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「山焼けの火は、だんだん水のように流れてひろがり」

Page Type Example
Example ID a0122
Author 宮沢賢治
Piece 「よだかの星」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 40

Text

山焼けの火は、だんだんのように流れてひろがり、雲も赤く燃えているようです。

Context Focus Standard Context
山焼けの火 流れてひろがり

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 = 火=水

Grammar

Construction AはBのようにC
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Target
B Source
C Source

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-一般的事物に対する判断の主題
2 B の[ように] C の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合
3 B [の]ように C 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
イメジャリー・イメージ (imagery) 水の流れに比すことで、夕焼けの光が目に見える速さで広がっていった様子が視覚的に想起される。
風景描写 (scene-description) 水に託して山焼けの火の広がり方が分かりやすく描かれている。