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「細長い輪郭の正しい顔の七十位の痩せ枯(から)びた人」

Page Type Example
Example ID a0105
Author 幸田露伴
Piece 「観画談」
Reference 『幸田露伴』
Pages in Reference 125

Text

銀のような髪が五分ばかり生えて、細長い輪郭の正しい顔の七十位の痩せ枯(から)びた人ではあったが、突然の闖入に対して身じろぎもせず、少しも驚く様子もなく落つき払った態度で、あたかも今まで起きてでもいた者のようであった。

Context Focus Standard Context
細長い輪郭の正しい顔の七十位の痩せ 枯びた (老いた)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 枯びる = 老いる 年を取る=干る

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
擬物法・結晶法 (hypostatization) 水分を失って萎びてしまった植物のように、皮膚には瑞々しさがなく、枯れた木のような質感であったことを表現されている。