目次

「丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったら」

Page Type Example
Example ID a2396
Author 梶井基次郎
Piece 「檸檬」
Reference 『梶井基次郎』
Pages in Reference 21

Text

丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。私はこの想像を熱心に追求した。『そうしたらあの気詰まりな丸善も粉葉みじんだろう』

Context Focus Standard Context
丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をする ()

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source
B Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A の[だったらどんなに] B の-「〜のだ」
2 A [の]だっ[たらどんなに] B だ-断定・指定-連用形
3 A [のだっ]たら[どんなに] B たら-非難・難詰の対象
4 A [のだったら]どんなに B どの(どの)
5 B だろ[う] だ-断定・指定-未然形
6 B [だろ]う う-推量-終止形

Pragmatics

Category Effect
カテゴリー転換 (-) 爆発が自身の心理的な解放感へとつながることを、レモンが爆弾となるという架空的な事態を提示することで表現する。
心理描写 (psychological-description) 鬱屈した感情が解放される空想をしている。