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「どこか他国を歩いている感じだ」

Page Type Example
Example ID a2148
Author 梶井基次郎
Piece 「路上」
Reference 『梶井基次郎』
Pages in Reference 227

Text

——自分は変なところを歩いているようだ。どこか他国を歩いている感じだ。——街を歩いていて不図そんな気持に捕らえられることがある。

Context Focus Standard Context
どこか他国を歩いている 感じだ

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern

Grammar

Construction A感じだ
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A 感じ[だ] 感(かん)
2 A [感じ]だ だ-断定・指定-終止形

Pragmatics

Category Effect
心理描写 (psychological-description) 歩き慣れている場所に対して当該人物が抱いている、そこがいつも歩いている場所ではないという奇異な感覚を、他国という不慣れな場所を歩く際に感じる奇異な感覚と重ね合わせることで表現する。
明晰 (clarity) 外国を歩く際の新鮮さや不安を喚起することで、当該人物が抱いている心情をわかりやすく描く。