目次

「あの魔物の先生があらわれまして」

Page Type Example
Example ID a2014
Author 太宰治
Piece 「ヴィヨンの妻」
Reference 『太宰治』
Pages in Reference 428

Text

やがて終戦になりましたので、こんどは私どもも大っぴらで闇の酒さかなを仕入れて、店先には新しいのれんを出し、いかに貧乏の店でも張り切って、お客への愛嬌に女の子をひとり雇ったり致しましたが、またもや、あの魔物の先生があらわれまして、こんどは女連れでなく、必ず二、三人の新聞記者や雑誌記者と一緒にまいりまして、

Context Focus Standard Context
魔物 (先生)

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 魔物 = 先生 教育家=魔

Grammar

Construction AのB
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source
B Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A B の-同格(同じ内容)

Pragmatics

Category Effect
人物描写 (description of a character) 勘定を払わないなど、迷惑行為を行い続ける先生の振る舞いを「魔物」の比喩によって表す。
評価 (evaluation) 勘定を払わないなど、迷惑行為を行い続ける先生に対する女性の負の評価を表す。