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「どこかよそで、かなりやって来た」

Page Type Example
Example ID a2009
Author 太宰治
Piece 「ヴィヨンの妻」
Reference 『太宰治』
Pages in Reference 423

Text

奥さんもご存じでしょう、あんな酒の強いひとはありません。酔ったのかと思うと、急にまじめな、ちゃんと筋のとおった話をするし、いくら飲んでも、足もとがふらつくなんて事は、ついぞ一度も私どもに見せた事は無いのですからね。人間三十前後は謂わば血気のさかりで、酒にも強い年頃ですが、しかし、あんなのは珍らしい。その晩も、どこかよそで、かなりやって来た様子なのに、それから私の家で、焼酎を立てつづけに十杯も飲み、

Context Focus Standard Context
どこかよそで、かなり やって (飲酒して) 来た

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 やる > 飲む なす>飲む

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
避板法 (variation) 前後に酒を飲むことに関する表現が多く、冗長になるのをさけるために、抽象的な語で表現する。