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「建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げて」

Page Type Example
Example ID a1956
Author 芥川龍之介
Piece 「河童」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 372

Text

僕らは玄関の前にたたずんだまま、(そのまた玄関に比べてみても、どのくらい僕らは小さかったのでしょう!)しばらくこの建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げていました。

Context Focus Standard Context
途方もない怪物 大寺院

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 怪物 = 寺院 寺院=怪物

Grammar

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Source
B Source
C Target

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A より[も] Bに近い より-比較対象の引合い
2 A [より]も Bに近い も-強調
3 むしろ Bに近い かえって(かえって)
4 B に[近い] C に-比較の基準
5 B [に]近い C 近い(ちかい)

Pragmatics

Category Effect
風景描写 (scene-description) 「僕ら」に寺院がどのように見え、何を感じたかが描写されている。
イメジャリー・イメージ (imagery) 寺院の様相が豪壮であることと、それに対する発話者の驚きを怪物のイメージによって表現する。