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「進駐軍の味覚を相手に料理の腕をふるって」

Page Type Example
Example ID a1776
Author 坂口安吾
Piece 「金銭無情」
Reference 『坂口安吾』
Pages in Reference 298

Text

そこで八月十五日正午ラジオの放送が君が代で終ると、よろしい、もう相手はアメリカだ、進駐軍の味覚を相手に料理の腕をふるって、大いにお金をもうけ、新日本のチャムピオンとなってやるんだ、と野心を起した。

Context Focus Standard Context
味覚 (アメリカ人) を相手に料理の腕をふるって

Rhetoric

Semantics

Source Relation Target Pattern
1 味覚 > アメリカ人 五感>エスキモー

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
描写 (description) 実際に交流したことのない進駐軍について、一人一人の人間というよりも彼らが共有する味覚として没個性的に全体を捉えている。
イメジャリー・イメージ (imagery) 進駐軍の兵隊について、人格や個性のある人間としてではなく、味を知覚する限りでの主体としての姿を想起させる。